チャンス ページ14
〜チトセ〜
フ「あ、いたいた。
おまたせ〜っ!」
カ「フウカちゃんっ!」
チ「…」
カイ「ちーくん、どうしたの?」
チ「オ、オレは別にフウカの事、そんな風に
思ってないからな!」
カイ「あれれ〜?おいら、まだ何にも言って
ないんだけどな〜ニヤニヤ」
チ「///」
あれ?
チトセ顔真っ赤。
フ「なになに、どうしたの?」
チ「べ、別にお前の事、カワイイとか思って
ないぞっ!」
フ「えっ!」
チ「あ…」
カ&カイ(クスクス)
フ「ま、まぁ、せっかく来たんだし、早く
色んなとこまわろーよっ…!」
カ「クスクスそうねぇ。」
カイ「ま、カリンがそ〜ゆ〜なら。」
ふぅ…
良かった。
よし、色んなとこ行くぞ〜!
あたしが一人胸をおどらせていると、
なんとなく視線を感じた。
そこにはカリンが何かを待っているような感じ
であたしを見つめていた。
うっ…
フ「あ、あのさぁ、その、別行動にしない?」
チ「ん?なんでた?」
フ「えっと…その、チトセと…!」
カイ「あ〜、なるほど彼氏さんと二人きりに
なりたいわけね。
そ〜ゆ〜ことなら早く言ってくれれば
いいのに。まぁ、おいらは優しいから
協力してあげても良いけどっ。
行こう、カリン。」
そう言うと、カイはカリンを連れて屋台の方へ
歩いて行った。
カ(フウカちゃん、ありがとぉ。)
カリンが口パクでそう言ったのであたしも
つかさずどういたしまして。と返す。
だって、この夏祭りがカリンがカイに告白でき
るチャンスなんだもん。
カリンなら絶対できる。
がんばってね、カリン。
あたしは、カリンの背中に向かって、だれにも
聞こえないようにボソッとつぶやいた。
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紅葉(くれは) - リクエスト フウカトチノセのキス (2021年6月11日 21時) (レス) id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
ノコ - はい! (2021年2月10日 17時) (レス) id: aa600714e5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ノコさん» リクエストってことで良いですかね? (2021年1月22日 8時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ノコ - フウカ、熱、チトセ、お見舞い、フウカ熱で寝ぼける。 (2021年1月21日 18時) (レス) id: aa600714e5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 山形みるくさん» ありがとー!みるの小説もすっごく面白くていつもニヤけてますw (2020年10月10日 19時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
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