らくだい魔女の恋物語4 (ページ16)

今日:9 hit、昨日:23 hit、合計:7,150 hit

ジェットコースターページ16

～フウカ～

ビ｢ついたよ！」

フ｢わぁ～」

そこには、ジェットコースターやティーカップ

メリーランドなどのたくさんの乗り物が

あったの！

遊園地の真ん中には、大きなふんすいが光で

キラキラとかがやき、きれいなにじができて

いたの！

カ｢すっご～い！」

ビ｢フウカちゃん、まずは何に乗る？」

フ｢もちろんジェットコースター！」

シロ｢え～！

　ぼく絶叫系キライですぅ～！

　ビアンカ様、やめましょうよ！」

ビ｢じゃあシロは乗らなくてもいいのよ？

　そのかわり、1人で待つことになるけどっ」

シロ｢じゃ、じゃあ行きます！」

カ｢シロくん、無理しなくていいのよ～。」

シロ｢いいえ！ボク、男ですから！

　そうですよね、フウカ殿！」

フ｢うっ、うん。

　まだ覚えてたんだ…」

あたしは、青き涙を探しに行ったことを思い出

して首をすくめる。

ビ｢さっそくレッツゴーー！」

フ｢あたし1番前がいい！」

ビ｢じゃあわたしもフウカちゃんのとな…」

シロ｢ビアンカ様、一緒にのりましよう！」

ビ｢はいはい。」

ビアンカちゃんがあたしの後ろの席に座ろうと

する。

シロ｢ビアンカ様、1番後ろの席がいいです！」

ビ｢も～。わたしはフウカちゃんのとなりが

　良かったのに…」

ビアンカちゃんがふくれっ面をして1番後ろの席

にすわる。

カ｢じゃあ、わたしは真ん中ね。」

カイ｢おいらカリンのとなり♪」

チ｢じゃあオレはここな。」

チトセがあたしのとなりにすわる。

カイ｢あれれ～？

　ちーくんフウカのとなりすわっちゃって～

　お熱いことで♪」

チ｢ち、ちげーぞ！

　ここしか席あいてなかったからだ！///」

チトセがしらじらしくウソをつく。

カ｢ほかの席も空いてるのにね～。」

ビ｢ね～。(ニヤニヤ)」

チトセ何で前すわったんだろ～？

絶叫系キライなはずなのに…

ま、いっか！

｢発車いたします。

お気を付けていってらっしゃいませ。」

あたしたちの乗ったジェットコースターが

ゆっくり動いていく。

最初の上り坂をのぼっていって一気に急降下！

フ｢たっのし～♪」

チ｢…」

チトセは放心状態で、声もでない。

シロ｢ぎゃああぁぁぁあああ！」

シロは大声で叫び中。

最後の下り坂をすべって終了。

｢お疲れ様でした。

忘れ物のないよう、お降り下さい。」

チ｢オレ気分悪い…」

フ｢次あれ乗ろう！」

　