らくだい魔女の恋物語4 (ページ2)

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ホテルページ2

～フウカ～

ビ｢フウカちゃん、こっちこっち！」

フ｢わぁ…」

ビアンカちゃんに案内されてきた場所は、

高級ホテル！

扉は金色、テーブルの上にはたくさんのクッキ

ーやチョコレート。

おまけに、天井には黄金のシャンデリアで

ダイヤがキラキラ光っている。

フ｢あ～。お腹空いてきちゃった。」

ビ｢あら、それなら私フウカちゃんが来る前に

　クッキー焼いたの。

　それ食べたら？今回は美味しくできたの。」

カイ｢ボソッ)おい、何してくれてるんだよ。

　おいらカリンとせっかくカップルになれる
　
　チャンスだったのに、お腹がいたかったら

　話にならないじゃないかよ。」

普段は大人しいカリンも手をあわせて

お願い！とばかり言っている。

うぅ～…

シロ｢あっ、ぼくビアンカ様のクッキーたべ…」

フ｢あっ！部屋案内してもらおうよ！

　絶対豪華だし…！」

あたしは、ギリギリでシロの口をふさいで

必死に話をそらした。

ビ｢え～、がんばったのに～…」

ビアンカちゃんごめんね！

あたしは心の中で涙を流した。

あたしたちは、ホテルの人に案内されて部屋に

入った。

カ｢すっごぉい…」

部屋はとっても広くてすっごく大きいベッドが

3つ。

あたしはそのベッドに思いっきりダイブした。

ビ｢じゃあここが女子の部屋でとなりが男子ね」

カイ｢え～、おいらカリンと一緒の部屋が良かっ

　た～。」

ビ｢そこ！文句言わない！」

うっ…

さすがビアンカちゃん。

こわすぎぃ～…

あたしは心の中で悲鳴を上げる。

カ｢そういえば、ここ王族しか泊まれないんでし

　ょ？」

たしかにそんなことセシルが言ってたような…

ビ｢だったら私たちの貸し切りだよ！」

フ｢ひゃっほ～い！」

あたしはベッドでぴょんぴょんはねる。

カ｢フウカちゃん、危ないわよぉ～。」

ビ｢ねぇ、夜ご飯まで結構時間あるから

　お風呂入ってこない？」

フ｢さんせー！」

カ｢いいと思うわぁ。」

こうして、あたしたちはお風呂に入った。

　