らくだい魔女と恋物語2

チトセの好きな人 ページ6

〜チトセ〜


ビ｢フウカちゃん、わたし


　ちーくんに用があるから、


　ちょっとまってて。」

オレに…？




フ｢え？


　うん…」



フウカ？



なんか、元気ないような…



　

すると、ビアンカがすごいぎょうそうで



近づいてきて



オレの手をとってかけだした。


チ｢お、おい。

　何だよ。」


それでもビアンカは何も答えず走っていた。


大きな噴水までたどり着くと、

ビアンカはオレを見つめた。

ビ｢ちーくん、好きな人いるんでしょ！」


チ｢真面目な顔して何だと思えばそんなことかよ

ビ｢誰？」


チ｢……」


ビ｢答えて」

こうなったら仕方ない。



ビアンカにはどうせ知られるようになるんだか


ら。



チ｢オレの好きな人はー」



オレが言いかけた時、


？｢あれれ〜？

　おねーちゃんたち、久しぶりー。」

と、無邪気な子供の声が聞こえた。


ビ｢なに？」

チ｢いこう！」
　
　

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