らくだい魔女と恋物語2

馬車の中 ページ2

〜フウカ〜


馬車に乗ったのは良いけど、


全然会話がないよ〜(泣)


フ｢み、水の国のホテル、楽しみだね！」


キ｢クスッ)そうだね。」



わーん！


会話終わっちゃったよー



チトセに必死に助けてアピールするけど、


ツンとそっぽを向いたまま



も〜。


何でこんなあたしがアピールしてんのに


気づかないのさ！








う〜ん。





なんか、眠くなってきた。



朝ジダバタしてたからかな〜？





チトセ、どうして機嫌あんなに悪いんだろ？



キースが転校してきてから、


チトセの王子様スマイルさえ、


みなくなったし…



やっぱり、セイラちゃんと会えないから、

さみしい…のかな？



休みの日も、一緒にいるとこよくみるし、


チトセの好きな子は、セイラちゃんっていう


うわさもあるし…



やっぱりあたし、今日おかしいよね。



チトセの事なんか、気にする必要なんて

ないじゃん。



ただの、





｢幼なじみ」なんだし…



あたしは、そんなことを考えながら









そのまま眠りについた。

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