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・フリ ページ8

・高専
・貴方side





「…本当にお願いします。この際硝子でもいい、本当にお願いします。」




絶賛さしすに土下座中。




「私はヤダよ。」

「うーん、助けてあげたいけど任務があるからねぇ…。」

『…ってなると五条しかいない、助けて本当に困ってるの。』

「嫌。」

『ひどくない?』




なぜこうなったかと言えば、

先週の単独任務で助けた2個上の男子大学生に交際迫られ中。


彼氏いるからと言ったら「会わせて欲しいじゃないと納得できない」と言われ、了承してしまったのだ。




「…でもAの事好きっていう物好き見てみたいしやってやるよ。」

『本当に?ありがとう〜!!助かる!』




こうして五条が彼氏役、として待ち合わせ場所へと向かった。




「あ、Aさん!」




待ち合わせ場所には、すでにその男性は来ていた。




『…遅くなってすみません。』

「あ、いいんです…、Aさんに会えたらそれで。」

「……なに人の彼女口説いてんだよ。」

「この方が彼氏さん?」




ニコニコとする男性の目に光は無い。

一方五条はなんか楽しんで見えた。




「あの、彼氏さんにはすごく失礼なんですけど、Aさんと別れてください。
…自分、Aさんの事が本当に好きなんです。」




そんな熱心な告白された事もなく少し顔が熱くなる。

でも本当にタイプじゃない。と言えば一言で済んでしまうほどタイプではなかった。




「…ふーん。お前いいやつだな。」

『え、ちょっと。』




急に「いいじゃんコイツ」とか言い出して作戦失敗に1歩どころか20歩ぐらい近付いてしまった。




「…今の発言から、多分ですけど付き合ってないですよね。」

『……付き合ってますよ。』

「僕の何が嫌なんですか。自分で言うのもなんですけど、顔も悪くないし、家柄もそこそこ良いと思います。不自由な思いさせません。」

『…熱心にどうもありがとうございます、』




もうどうにもならない。嫌だと言っても引かないある意味最強なのはこの男では。

メンタル強過ぎでしょ……




「お前さ〜、俺も顔も性格も家柄も全部良いのわかって言ってんの?ムカつくわ〜Aの事あげてもいいかと思ったけどやっは無理。」

「絶対お二人付き合ってないですよね、どう考えても不釣り合いです。」





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くまこ(プロフ) - ウルさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました!リクエストもありがとうございました!書いていて楽しめました(^O^) (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - riyaさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました! (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - リクエスト答えて下さり、ありがとうございました!!五条先生の日焼けの仕方に1人で笑ってしまいました(笑)あと、完結おめでとうございます!!本当に見ていて楽しかったです。素敵な作品、ありがとうございました! (2021年9月5日 12時) (レス) id: c74361b71e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 完結 寂しいですが 素敵な物語読めて感激です。ありがとうございました。 (2021年9月5日 9時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ウルさん» ありがとうございます!次更新時に書きます!リクエストありがとうございます! (2021年9月1日 22時) (レス) id: 501da60a6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月21日 9時

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