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「よかったな〜これでお前の首の皮繋がったな〜俺に感謝しろよ。」
「…はい、すみませんでした。」
『五条もういいよ、』
「あれA呪霊は?」
『祓った。』
少し砂埃で汚れたのか、手やスカートをパンパンと払いながら歩いてくるA。
『…この人からの評価なんかどうでもいいし。
遊んでるように見えようが何だろうがいいよ、もう。』
少しだけ悲しそうにそう言った。
『あっちに迎えの車が待ってるから佐藤さんはその車で帰ってください。さようなら。』
冷たく言い放つAに、佐藤は車まで走って行った。
現場に取り残されたAと俺。
Aは小さく溜息ついた。
『…あんな私のこと何も知らない人からどう思われようが気にしないよ。私のことよく知ってる人がちゃんと見てくれてたら、それでいいかなって。』
「…ふーん。お前がいいならいいんじゃね?俺はちゃんとお前のことわかってやってるつもりだし。」
『ふふ、なにそれ私の彼氏かなんか?』
だったらいいけどな、とは言えず。
笑って誤魔化した。
「お前迎えの車無しでどうやって帰んの?」
『え、五条が連れて帰ってくれるんでしょ?帰ろ?』
「コンビニでスイーツ奢れよ。」
Aが何かを言う前に、横抱きにして高専へと飛んだ。
顔を赤くしてたけど多分俺も同じぐらい赤い。
昨日のA可愛かったし、いつか俺の前でもオシャレして出かけてくんねーかな。
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くまこ(プロフ) - ウルさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました!リクエストもありがとうございました!書いていて楽しめました(^O^) (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - riyaさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました! (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - リクエスト答えて下さり、ありがとうございました!!五条先生の日焼けの仕方に1人で笑ってしまいました(笑)あと、完結おめでとうございます!!本当に見ていて楽しかったです。素敵な作品、ありがとうございました! (2021年9月5日 12時) (レス) id: c74361b71e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 完結 寂しいですが 素敵な物語読めて感激です。ありがとうございました。 (2021年9月5日 9時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ウルさん» ありがとうございます!次更新時に書きます!リクエストありがとうございます! (2021年9月1日 22時) (レス) id: 501da60a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月21日 9時