未練、想い【番外編】

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それからいくつも対処法を思いつく限り試した。
もう無理だ、次試してダメなら薬をもらおうと思った。




「…じゃあ最終手段だね。」




目隠ししててわからないけど、ニヤリと笑う悟と目が合うような気がした。



両頬を挟むように手を添えられて、顔が近づく。
何されるのか、なんて一瞬でわかる。

…逃げたい！しっかり固定されてて逃げれない！




触れるだけじゃなくて、口の中を荒らされる。


離れた時にはどちらのかわからない唾液が糸を引いた。




『…最低、』

「お前ら他所でやれよ。まじで。」

『あ"〜いった〜』




硝子にゲンコツを落とされる始末。なんとなく昔の夜蛾先生を思い出した。

悟にはもちろん当たらず。ずるくない？



………ってあれ、





『しゃっくり止まってる！』

「やったねA。僕のおかげ！」

『硝子〜止まった〜！』

「無視？？？」

『よかった〜これで授業いける！いってきまーす！』




よかったね、と笑う硝子に手を振って医務室を出た。




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「Aに無視された…」
「自業自得だろ。」




*
【しゃっくりが止まらない】
はじめてのリクエストでした！
ありがとうございます！

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