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ピンポーン

何故かなったチャイムに

花「知っている人です、入れてください」と花垣に言われて俺はその人を入れた

玄関前のチャイムもなって鍵を開けた先には人がたっていた


顔を見ても誰なのかもわからない、


それなのに俺の口は言葉を放っていた

「場地さん!」

場「千冬ぅ」


場地さんだ、場地さんだ、、、、俺の憧れのかっこよくて、男前の場地圭介だ


また頬を涙が伝う

今まで一度もあったこともない

それなのに俺はこの人の事をずっと探していたのだ


やっと会えた


俺の大切な人、、、


忘れたくなかった人、、、


一緒に変えられた世界でもいたかった人


一度も交わることのなかったのに思い出してしまうのは運命なのだろうか


場「千冬ぅ、、お前は俺がいないこと違和感持ってくれたか?」


「それはもちろんです、、、ずっと穴がぽっかり空いていました、、、埋まることのない穴が」

場「おんなじだな、、、俺もずっと誰かを捜してたんだよ、、、マイキーとタケミっちに教えられて、思い出した、、ずっと探してた


、、千冬ぅ、、、ペヤング食いてぇな」


「………買ってきますよ」

場「待ってるわ」

返ってくるのはあの日と違う言葉


あの時は感謝の言葉を返されたけど今は違う

まだその先をずっとずっと聞き続けられる

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作者名:暁@悠弥 | 作成日時:2022年11月12日 22時

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