喧嘩ばかりの君と【五条悟】

5歳になりました　2 ページ36

夢奈を抱っこして
　
「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」
　
夏油「悟が泣いて喜ぶ話だったね」
　
家入「本当だな」
　
「動画でも撮ってあげればよかったかな。硝子も傑もありがとね。遊んでくれて」
　
夏油「うん、じゃあね。夢奈もまた遊ぼうね」
　
家入「じゃあね。今度お菓子買って行くわ」
　
「ほら、帰るからありがとしようね？」

夢奈「しょーこちゃん、すぐるくんありがとう」

手を振って別れて
　
歩いて帰る

泣き疲れたのか

いつの間にか夢奈は寝ていた
　
寝顔、可愛いな

悟、いつ帰ってくるんだろう
　
そんなことを考えていたら
　
見覚えのある車が横に止まった

あれ、これって
　
五条「A！夢奈！ただいまー！」
　
窓から元気のいい声
　
伊地知が運転席から会釈する
　
「悟！おかえり。今帰ってきたの？」

五条「任務終わって帰ってる時に、硝子から夢奈が不審者に襲われてる写真が送られてきて、急いできた」
　
車から降りて、夢奈の顔をのぞいて寝てることに気づくとシュンとしていた
　
伊地知に帰っていいよと伝えて、伊地知と別れ
　
五条「ねぇ大丈夫？傑に何かされなかった？」
　
「普通に遊んでくれてたよ」
　
悟が変わるよ。と言って、夢奈を抱っこしてくれる
　
五条「こんなに可愛いんだから心配だろ」
　
ねー？と小さい声で寝ている夢奈に声をかける
　
「悟もタイミング悪いなぁ。夢奈がすごく悟に会いたがってたんだよ？」
　
五条「えっ。なにそれ。本当？」
　
「悟のこと思い出しちゃって泣いてた。可愛いでしょ？」
　
五条「なにそれ...マジで可愛い」

「たくさん我慢してるんだよ。夢奈も」
　
五条「...やっぱ長期の任務は行きたくねぇな。夢奈が寂しがるなら余計」
　
悟は普通に任務いきたくないのもあるんだろうけど
　
「家にいる間は、ずっと一緒にいてあげようね」
　
夢奈「ん....ぱぱ？」
　
うるさかったのか、起きてしまった様子
　
五条「おはよ。帰ってきたよ〜」
　
悟が夢奈に頬擦りすると
　
夢奈「ぱぱだぁ。おかえりなさい」
　
目をぱっちりとさせて悟に抱きつく
　
五条「ただいま〜会いたかったよ夢奈」

夢奈「いいこにしてたよ。夢奈えらい？」

五条「いい子いい子〜！世界一いい子〜」
　
頭を撫でられて幸せそうな夢奈
　
こんな2人をずっと見ていたいと思った

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