後の後の話 4 ページ34
可愛い女の子が生まれた
五条「ねぇ。それ俺にもやらせて」
五条「これならできる。Aは休んでて」
五条「抱っこ？俺がするから！」
五条「買い物行ってくるけどなんか欲しいのある？」
「お、お願いします」
悟がおかしく....いや、親心が芽生えたのだろうか
まず、夢奈から全く離れようとしない
ベビーベッドの近くから動かないのだ
「悟。今寝てるから大丈夫だよ？」
五条「泣いた瞬間抱き上げるからいい。ここにいる。Aはゆっくりしてて」
出産の大変さについて調べてくれたらしく
ありがたいことに、本当に安静にさせてもらっている
退院して、夢奈と一緒に家に帰ってから1週間が経った頃
悟は長期任務に行くことになった
五条「マジで行きたくない。休んじゃダメ？」
「ダメでしょ。悟しか行く人いないんだから」
五条「...赤ちゃんの成長って一瞬なんだって。1週間見なかったら別人になっちゃうんじゃない？」
「多少大きくはなるだろうけど、別人ほど変わらないから絶対大丈夫」
五条「....そうか」
はぁ、と一息ついて
ドアを開けて動かない
「おーい。足止まってるよー」
悟に声をかけるとこちらを向いて
何も言わずに抱きしめられた
呼びかけても反応はない
どうしちゃったのか
背中に手を回して撫でていると
五条「....寂しい」
「はい？」
寂しい？
「大丈夫だって。夢奈は待っててくれるよ？悟のこと」
そんなに夢奈が好きなのか、可愛いなって思ってた
そしたら悟が離れて
私の肩に両手は乗せたまま
超不機嫌顔でこちらを見る
やばい。何かまずかった？
五条「夢奈かわいいよ？ほっぺとか食べちゃいたいとも思うけど」
話の途中で急に黙った
「え。何どうしたの」
何かと身構えていると
大きなため息
五条「....わっっっかんないかなー」
五条「俺はAと一緒に、夢奈の世話したいし外にだって出たい」
それに、と
言ってから難しい顔をしている悟
五条「....Aがずっと夢奈といたら、俺のこと忘れそうじゃん」
「あははっ！」
耐えられなくて笑ってしまう
「どっちが子供かわかんないなー」
五条「...言わなきゃよかった」
悟の服を引っ張って抱きしめる
「こんな大きいの忘れるわけないでしょ？」
「2人でちゃんと待ってるからね。行ってらっしゃい」
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ゆっきー - いてゃこはさん» はじめまして！ありがとうございます！天才だなんてとんでもない！道端に転がった石ころのような人間です(意味不)子供の話！実は少し考えています！できたら載せさせてください(土下座) (9月18日 9時) (
レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 琥珀さん» はじめまして！ありがとうございます...！！！お言葉が嬉しすぎて涙です...！！がんばります！！！ (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
いてゃこは - 初コメ失礼します！完結おめでとうございます！いや！ほんとに天才ですか？（語彙力皆無）ありがとうございます！この2人の子供が生まれる話とか見てみたいなーなんて思いました (9月16日 23時) (レス) @page29 id: db143838d3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します！完結おめでとうございます…！終始にやにやしながら読ませて頂きました☺️文章とかがとっても読みやすくて、尊敬してます…！！ぜひこれからも頑張ってください！ 一読者として陰ながら応援してます！ (9月16日 23時) (レス) @page29 id: 2c6daaf2a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2023年9月12日 23時
