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後の後の話 2 ページ32

五条「え。なにこれ」

夢なの?って自分の頬を叩いてる悟
 
「何してんの」

五条「だって、Aがそんなこと言うと思わなくて」
 
「私のことなんだと思ってるの?」
 
悟のアイマスクを引っ張って下ろす
 
五条「ツンが多いツンデレ」
 
納得できない
 
五条「納得できないって顔してる」
 
悟は笑ってた
 
その笑顔を見ていたら

今なら言えそうだと思った
 
「悟、あのさ」
 
「子供、好き?」
 
目があって

五条「子供?」

五条「なんで急に子供っ....」

五条「それって」

さすがは悟
 
察した様子
 
「お医者さんがね、8週目だって」
 
「まだあんまり、実感ないんだけど...」
 
悟が私を抱きしめた

少し苦しいくらい
 
悟は何も言わなかった
 
多分
 
これ、泣いてるな
 
頭を撫でてあげると
 
五条「A」

ポツリと呟く声
 
「なに?」
 
五条「.....本当に、ありがとう」

その言葉を聞いたら

やっと、本当に子供ができたのだと実感できたようだった

「こちらこそ。悟ありがとね」
 
しばらくしたら悟が離れて

五条「...身体は?」

「微妙。つわりらしいんだけど」

悟が出張に行く少し前から始まっていた

五条「そっか。なんか見るたび痩せてる気がして気になってたんだよ」
 
飯作るから少しは食えってちょっと怒ってる
 
「見るたびって、会ってないじゃん」

何言ってるの
 
五条「え?俺3日に1回くらい帰ってきてたよ?」
 
五条「まぁ夜中だから、A寝てたけど」
 
しばらく沈黙
 
「えぇ?!」

五条「マジであんなに辛そうなA初めてだったから、気になって時間ができるたび帰ってた」
 
「過保護か。全然気づかなかったわ」
 
五条「マジか。絶対バレてると思った」
 
「...起こしてくれたっていいのに」

五条「よだれ垂らして気持ちよさそうに寝てるやつ起こせないだろ」

肩にグーパン入れた

五条「...加減しろよ」
 
だって

私だって、悟に会いたかったんだよ

でも言ったら調子に乗るから
 
今日は言ってあげない

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっきー - いてゃこはさん» はじめまして!ありがとうございます!天才だなんてとんでもない!道端に転がった石ころのような人間です(意味不)子供の話!実は少し考えています!できたら載せさせてください(土下座) (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 琥珀さん» はじめまして!ありがとうございます...!!!お言葉が嬉しすぎて涙です...!!がんばります!!! (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
いてゃこは - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます!いや!ほんとに天才ですか?(語彙力皆無)ありがとうございます!この2人の子供が生まれる話とか見てみたいなーなんて思いました (9月16日 23時) (レス) @page29 id: db143838d3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます…!終始にやにやしながら読ませて頂きました☺️文章とかがとっても読みやすくて、尊敬してます…!!ぜひこれからも頑張ってください! 一読者として陰ながら応援してます! (9月16日 23時) (レス) @page29 id: 2c6daaf2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2023年9月12日 23時

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