ファンじゃない人 ページ8
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思い出すのはチケットを片手に不安そうにしてたあの人。
スタッフに声を掛けようとした所に無意識に割り込んで入ってた。
「俺の事全然気付いてなかったし、たぶん大丈夫。」
JM「えっ変装もしてなかったのにバレなかったの？ファンの子じゃなかったのかな。」
TH「俺らのこと知らないのにライブ来たの？」
「うん、そうだと思う。」
TH「嘘だろー、だって今回チケット秒で完売したんだよ。ファンじゃないのに来るかよ。」
確かにファン以外が来ることは考えにくいけど、至近距離で目が合って、さらに俺の声を聞いて気付かないわけないよな。
関係者だったらあそこにはいないはずだし。
JH「おしゃべりはそこまで。ジョングク早く着替えな。」
「やべ、まだ着替えてないじゃん。」
曲前のVCRもそろそろ始まりそうだし。
もうスタンバイしないと。
着替えようと思って履いてたパンツに手を掛けたら何か違和感。
さっきぶつかった時に落としてたスマホそのまま持ってきてんじゃん。返さないと絶対困るよな。
「お疲れ様、最高だったよ。」
「ありがとうございます。」
「すいません、写真いいですか？」
「はい、もちろん。」
ライブが終わり関係者や友人などでごった返す控え室。
たくさんの人に褒めてもらい、一緒に写真を撮る。
無事に終わった安心感とは別に俺はそわそわしていた。
TH「あーつかれた！」
MN「おつかれ。シャワー浴びて帰る支度しろよー。明日もあるんだからへばってんなよ。」
RM「ほら、マネヒョンの言う通りだぞ。帰ってしっかり身体休めよう。」
一番にシャワーを浴びる予定だったのにみんなそそくさと行ってしまって出遅れた。
もう終わってから時間経ってるよな。仕方ない、最後にするか。
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ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
