二日酔い ページ43
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JK「Aヌナは俺たちとの仕事が終わったらもう会わないつもりなの？」
『え…』
JK「俺はこれからも会うつもりだったけど。」
『グクくん、』
JK「Aヌナ芸能人嫌いだもんね、しょうがないか。」
いつもの拗ねてるような感じじゃなくて、トゲのある言い方。
私がそうさせてしまったんだ。
好きだと伝える勇気がなくて自分で予防線を張った。
その結果がこれだもん。全然笑えない。
グクくんは少しの間私の言葉を待っていたようだったけど、何も言わない私に呆れたのかちょうど誰かから連絡が来たみたいで、スマホを片手に店を出て行った。
なんて言うのが正解だったんだろう。
本当の気持ちを言えばこんな事にはならなかった？
それとも本心を隠して側にいる為にこれからも仲良くしてねって言えば良かった？
グクくんが何を考えていたのかなんて本人に聞かなきゃわからないのに、聞く勇気もなくて。
『ホソク、ごめん私帰るね。』
JH「えっ、Aヌナ？」
『みんなにはよろしく言っておいて。』
唯一お酒を飲んでいなかったホソクに声をかけて店を後にした。
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翌朝起きたら頭はガンガンするわ顔はパンパンに腫れているわで酷い有様だった。
おまけに記憶はきちんと残っているからどんな顔してグクくんに会えばいいかわからない。
今日は授賞式だけだって言ってたし、具合悪いことにしてこのまま休んじゃおうかな。
もう私がいなくてもみんな大丈夫だし、いっそこのまま仕事も終わりに…
最低な考えが頭を占めていたら鳴り響くスマホ。
初期設定のこの着信音は仕事用。
『はい。』
JN「あ、Aヌナ？昨日大丈夫だった？俺もう2日酔いでさー頭痛やばいよ。」
電話の相手はジン。
一体何の用だろう。
『ジン？』
JN「どうしたの？」
『いや…どうしたのは私が聞きたいんだけど。』
JN「あ、そうだった。あはは、Aヌナ、今ジョングクと一緒じゃないよね？」
『え、グクくん？』
名前を聞いただけでドクンと心臓が鳴る。
昨日の事を思い出して胸が痛い。
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ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
