後悔先に立たず ページ42
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レコーディングも無事に終わり、打ち上げも兼ねて焼肉に行くことになったみたい。
みんなもう焼肉のことで頭いっぱいで楽しそう。
私はただの日本語講師だから邪魔したら悪いな。
いつもは家の近くまでバンで送ってもらうんだけど今日は電車で帰ろう。
荷物を持って部屋を出て行こうとしたら掴まれる腕。
JK「Aヌナ？行かないの？」
『私はいいよ。みんなとスタッフさんで楽しんできて。』
JM「えーAヌナ何か予定あるの？」
TH「一緒に行こうよー。」
『私関係ないのに行ってもいいの？』
私が作曲したわけでもなんでもないのに。
みんな私が行くことが当たり前みたいに言うの。
RM「もちろんだよ。」
YG「タダ酒飲めるぞ。」
『ふふっ、じゃあお邪魔しようかな。』
幸せすぎてバチが当たりそう。
一緒にいるのが当たり前になりつつあって。私、みんなとの仕事が終わったあと生きていけるかな。
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YG「Aヌナ、もっと飲めよー」
JN「まだ足りてないんじゃないー？」
JM「はい乾杯ー」
『ふふふ、乾杯』
焼肉っていってもお肉はほとんど食べずにひたすらお酒を飲まされる。
弱くは無いはずだけどこんなに飲むのは久しぶりで気分も凄くいい。
最初はスタッフさんとマネージャーさんだけのテーブルに居たはずなのに、時間が経つとみんな席を動いていて、なぜか私のまわりには彼らがいる。
メンバーの中でも強いと言われる人たちに囲まれて、飲まざるを得ない。
明日に響くとまずいんだけど、昼からって言ってたしちょっとくらい飲みすぎても大丈夫かな。
JK「Aヌナ飲みすぎ。」
『あ、グクくんだー』
JK「グクくんですよ。はい、これ飲んで。」
『注いでくれるの？ありがとー･･･何これ味しない。』
JK「お冷だからね。Aヌナ、こんな事言ったら引かれるかもしれないんだけどさ。」
『んーなあに？』
JK「俺のいないところであんまりお酒飲まないでね。」
酔った頭で理解するのは難しくて、そんなに迷惑掛けちゃったのかなって少し後悔。
JK「わかってんの？」
『わかってるよー。気をつけます。ふふっ･･･』
JK「はあ･･･」
『でもグクくんと飲むのなんてこれで最後だから約束しても意味ないね。』
思ったままに吐き出した言葉。
酔っててもこれは言っちゃいけなかったと気付いたのは悲しそうなグクくんの表情を見た後だった。
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ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
