グクミンは癒し ページ27
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最初にライブ後の楽屋で話した時を思い出す。
俺を突き放すような言葉を放ったのは、たぶん過去の出来事が原因。
芸能人とはもう関わりたくなかったんだろう。
あの人と一括りにされるのは嫌だけど、アイドルっていう職業をしている以上仕方の無いことで、それはもうAヌナの考えを変えるしかなさそうだ。
『ごめんね、こんな話聞いてもらって。』
黙ってしまった俺たちに気を使うAヌナ。
話すのを躊躇ったAヌナに無理矢理俺たちというか俺が、話をさせたのに。
JK「その出来事があってからジュノさんには会ってなかったの？」
『うん。向こうの事務所にも、私の前の職場からも近づかないように言われてたから。それに私も電話番号変えちゃったしね。』
YG「Aヌナの方が特別拒絶してたわけじゃないんだな。」
JN「今日の様子を見ると向こうはまだ未練がありそうだけど。」
『それは無いよ。あの後すぐに婚約してることを公表してたし。』
それはたぶん一般人のAヌナに被害が及ばないようにだと思うんだけど。
それを教えてあげられない俺は意地悪なのかも。
Aヌナは仕事があるからと会社に行き、俺達も本番が始まるから会場に向かった。
JM「ジョングガ元気ない？」
JK「そんな事ないよ。」
本番中、他のアーティストがステージをしている最中にジミニヒョンが声を掛けてくる。
ヒョンがあまりにも俺の耳元で話すから、見ていたarmyたちから悲鳴が上がる。
ああ、俺たちのことを調べたAヌナが言ってたな。
グクミンは最高の癒し、って。
Aヌナだけじゃなくて他のarmyもそうだとしたら。
これを少し利用させてもらおう。
JK「ねえジミニヒョン、」
JM「ん？どうしたの」
JK「Aヌナ、ジュノさんとヨリ戻すと思う？」
JM「あー･･･どうだろう。人の気持ちばっかりは本人にしかわからないからね。」
JK「まだジュノさんのこと忘れられないのかな。」
JM「そこはジョングガ、お前が忘れさせてやるんだよ。」
JK「何それ。」
このヒョンに聞いたのは間違いだったかも。
もっと恋愛経験ありそうな人にすれば良かった。
JM「なんだよその顔。」
JK「べつにー？」
JM「まあ俺はお前の方がかっこいいと思うよ。」
JK「ははっ、ありがとう。」
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ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
