懐かしい記憶 ページ22
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JK「Aヌナ？」
『ごめん、ほっとして。グクくん、本当ありがとう。助かったよ。』
YG「今のジュノさんだよな？何て？」
RM「あの人、確か今日のMCだったな。」
JK「Aヌナと話したかったみたい。」
グクくんの声に集まる視線。
『何でしょうか。』
JN「知り合いだよね？」
JM「頭撫でてたし。」
TH「もしかして、元彼？･･･なわけないか」
『え？』
YG「え、まじなの･･･？」
JH「Aヌナ嘘つけないんだね。」
JK「詳しく話して。」
RM「聞いておく必要がありそうだな。」
14個の瞳に見られたら冷や汗ダラダラ。
まるで尋問みたいな雰囲気で逃げ場が無い。
いつもは私をフォローしてくれるホソクまでみんな側に居るんだから。私の味方は居ないのか。
「おーい、みんなでAさん囲ってお前ら何してんだ。時間だぞ。」
マネージャーさんの声が聞こえて、安堵のため息が溢れる。
た、助かった･･･。
JK「Aヌナ、あとでね。」
『私、本番前に帰るからね。』
JK「うん。だからレッドカーペット終わったあと。」
『･･･わかった。だから早く行きなさい。』
JK「約束。」
彼からは逃げられないみたい。
他のみんなも私の言葉に納得したように楽屋を出て行く。
これは話すまで帰してもらえなさそう。
もう思い出したくもない、ジュノさんとの記憶。
私ががまだ韓国に来たばかりの5年前。
日本の会社に就職して数年、出向という形でこっちの会社に異動になった。
仕事内容は今と同じ日本語講師兼、通訳。
大手企業だったから当時は有名人と一緒に仕事をする機会も多くて、忙しかったけど充実してた。
学生時代に留学したこともあったし、その時に出会ったウンヒも変わらず仲良くしてくれて異国の地でも何も不自由を感じなかった。
そんなある日、仕事で出会ったのがジュノさん。
今よりもうちょっと若くて、イケメン俳優で売ってた彼は日本で行うファンミーティングの為に2週間という短期間で日本語を覚えたいという依頼だった。
今の防弾少年団の彼らと同じように、スケジュールに付きっきりで教えた。
朝から晩まで共に過ごして、食事も何度も一緒に食べた。
気付いたら、惹かれてた。
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ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
