やっぱり適わない ページ20
.
食事を終えて、一応日本語の勉強をするみんな。
全然集中できてないみたいなんだけど。
TH「明日ってなんの予定だっけ？」
RM「昨日マネヒョンから聞いただろ。授賞式で朝からリハで夕方にレッドカーペット。ステージは夜遅くだよ。」
JH「Aヌナはステージの前に帰るんだっけ。」
『うん。本番始まっちゃうとみんな会場に行くから教えられなくなるし、それに私もたまには会社に行かないとね。』
JM「そっかー、つまんないね。」
『可愛いアイドルたくさん出るんだって。楽しんできなよ。』
私もちょっとみんなのステージ楽しみにしてたんだけど、今回は大トリを務めるらしく残念ながら見ることができない。
ライブがとっても楽しかったから見たかったんだけどね。
JN「Aヌナに見てもらいたかったなー」
『私もみんなのステージまだ1回しか見たことないから見たかったんだけどまた今度だね。』
YG「何、Aヌナ見たことあんの？」
『うん。友達とこの前のライブ行ったよ。』
JM「えーーー！聞いてないよ。」
『みんなの講師になる前だもん。』
TH「Aヌナ、誰のファンなの？」
『そんな堂々と言える程ファンじゃないけど、この前のライブはみんなかっこよかったよ。』
私の言葉に隣に居たグクくんが他の人に聞こえないくらいの声でぼそっと口を開くグクくん。
JK「俺が一番かっこいいって言ってたのに。」
確かに言った。私も覚えてる。今でもそう思ってるけどこの状況でそんなこと言えるか。
JK「嘘つき」
留めを刺す言葉。
この子、私の事嫌いなのかな？
私知ってるんだからね。
グクくんが本当はライブ中に客席に行くのダメだって言われてること。
ホソクがこっそり教えてくれた。みんなには言わないであげてねって。
私と客席で会って話したことも黙っててあげてるのに。
そんな態度ばっかりだと言ってしまおうか。
二度と楽屋から出られなくなっても知らないからね。
その気持ちを込めてグクくんを見たけど、飄々とした顔をしてるもんだから私の考えなんてお見通しなのかな。
まあ結局グクくんに甘い私は言えないんだけど。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 967人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます！頑張りますので最後までよろしくお願いします。 (2019年3月28日 13時) (
レス) id: 15eb2fffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - はじめまして、とても素敵な作品をありがとうございます〜すっごく素敵なので、更新楽しみに待ってます〜！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: 3804fd5d86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆん | 作成日時：2019年3月25日 16時
