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伊沢「…A、起きれる？」
拓司の私を呼ぶ声で目を覚ました。
『今何時？』
伊沢「11時半。」
『あ、ごめん…朝ごはん作れなかった…』
拓司は朝ごはんを全然食べないけど、いつも少しだけ準備をする。
伊沢「いいよ。それより、昼作ったけど食べれる？」
『…え？拓司が作ったの？』
伊沢「まぁ…」
同棲するまで、ほとんどコンビニかプロテインで済ましていた拓司。
同棲しても私が作っていたから、料理できるとは知らなかった。
『食べる。』
伊沢「よし、行こ。」
拓司は私を支えながら起こしてくれた。
いつも拓司は優しいけど、今日はなんというかダントツ。
私は拓司に支えられながらリビングに行った。
『ふふっw』
伊沢「ん？」
『なんでもないw』
キッチンを少し見たら拓司の携帯の画面がついていて、画面には某料理アプリ。
頑張ってくれたんだなぁ…
『ありがとう。』
伊沢「俺の方こそいつもありがとう。」
甘い…
今日の私たちすっごい甘い…
『あれ、洗濯…』
伊沢「うん、しておいた。」
寝てしまっている間に、いつも私がしていることをしてくれていた。
ありがとうって気持ちと申し訳ない気持ちも出てくる…
伊沢「食べてみて。」
『うん、いただきます。』
何でもやってしまう拓司だから、作ってくれたご飯も美味しいだろうと思って食べると…
思っていた以上に美味しかった。
『美味しい。』
伊沢「良かった…ちょっと心配だった…w」
『料理すれば…？』
伊沢「Aのご飯を食べられるのに、する必要ないだろw」
『それはどうも…』
顎に肘をついて微笑む拓司は本当にカッコいい。
私は照れてしまっていることを隠すために素っ気なく返してしまった。
『ごちそうさまでした。お皿洗うね。』
伊沢「今日は全部俺がするから置いておいて。」
『でも…』
伊沢「普段任せっぱなしだから、たまにはこういう日があってもな？w」
『じゃあ…私は拓司が満足する記事書くね。』
伊沢「無理はするなよ？」
『うん、大丈夫。』
結局その日、家事は拓司がしてくれた。
家事が終わった後も私が冷えないようにずっと後ろから抱きしめてくれてて…
また何かで返さないとな、って思いながら拓司の優しさに甘えた。
* * *
リクエストありがとうございました！
弱ったAさんを助けてくれるizwさんもいいですねw
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ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» 詳しくありがとうございます！どこにでも当てはまるように(w)訂正しました。東大の仕組みは難しいw (2020年6月11日 15時) (
レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 教育学部は文科�稽爐任垢諭�珍しい仕組みなので分かりづらいですよね！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» コメントありがとうございます！申し訳ないです！私の学力は東大には全く届かないので、調べていなかった！！教えていただきありがとうございます！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 初めまして！少し気になったのですが、東京大学は学部ごとに入試を行わず入学時は全員教養学部で、3年進級時に学部を振分ける仕組みだったと思います。もしご存知でしたら申し訳ありません。これからも更新楽しみにしています。イラスト大好きです！ (2020年6月11日 14時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 姫坂さん» あっていて良かったですw (2020年6月9日 10時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2020年5月30日 2時
