ー３ ページ36
拓司がこの前行っていた無人島の放送日になった。
ナレ「伊沢はとある人物に電話をする。その相手とは…」
え…
今まで楽しく見ていたけど、急に嫌な予感がした。
『もしもし？』
伊沢「A？」
ナレ「伊沢が電話をかけたのは、昔からの知り合いで彼女であるクイズ女王として人気なAA。」
伊沢「なんか急にAがいないことに寂しくなってさ…」
ふわ「うわー！」
向井「やりますね。」
そうだ。
あの時、完全に忘れていた。
拓司が無人島に行ったのは収録。
周りにはスタッフさんがカメラを持って構えている。
ということは、私たちの会話がカットされない限り放送されるということ。
『ちょ、本当にバカ！』
伊沢「いいだろ、たまにはw」
『良くない！』
『そんな焦らなくてもいいよ。1個ずつ着実にこなしていけば拓司なら脱出できるよ。私は拓司が元気に帰ってきてくれればそれだけでいいから。』
あぁ、はっずかしい！
私こんなキャラじゃないのに！
岡村「うわ、良い彼女やな。」
伊沢「自慢の彼女です。」
ナレ「彼女に応援され、真剣な顔で黙る伊沢。」
『どうしたの？』
伊沢「いや、やっぱり俺はAのこと好きだなって思っただけ。Aは？」
『え？』
伊沢「俺のこと好き？」
待って待って！
そこも放送されるの!?
『うん、好き。』
伊沢「ｯ…よし、元気出た。明日ちゃんと脱出して帰るから。」
『待ってる。』
伊沢「じゃあ、俺寝るわ。」
『おやすみ。』
伊沢「おやすみ。愛してる。」
岡村「出た！それに言ってすぐ切った！」
川島「かっこいいですねw」
川島海荷ちゃん、もう笑ってるし！
『もう…無人島にいる時に電話かけてきても私もう出ない！』
伊沢「ごめんって！」
『本当に恥ずかしい！』
伊沢「ﾊﾊﾊｯw A、顔真っ赤w」
『誰のせいだと…何？』
拓司は私の頬を手で包んだ。
伊沢「そんなAも可愛いし、好き。」
『私怒ってるんだからね。』
伊沢「うん。でも、どんなAでも可愛い。」
"ﾁｭｯ"
拓司は私に触れるだけのキスをした。
伊沢「そんな睨むなよw」
『もう1回。』
伊沢「ﾌｯw いくらでも。」
その後はお互いが満足するまでキスをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 488人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» 詳しくありがとうございます！どこにでも当てはまるように(w)訂正しました。東大の仕組みは難しいw (2020年6月11日 15時) (
レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 教育学部は文科�稽爐任垢諭�珍しい仕組みなので分かりづらいですよね！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» コメントありがとうございます！申し訳ないです！私の学力は東大には全く届かないので、調べていなかった！！教えていただきありがとうございます！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 初めまして！少し気になったのですが、東京大学は学部ごとに入試を行わず入学時は全員教養学部で、3年進級時に学部を振分ける仕組みだったと思います。もしご存知でしたら申し訳ありません。これからも更新楽しみにしています。イラスト大好きです！ (2020年6月11日 14時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 姫坂さん» あっていて良かったですw (2020年6月9日 10時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2020年5月30日 2時
