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伊沢「……ずっと前からAのことが好きです。俺と付き合ってください。」
拓司は本当に真剣な表情だった。
私はこの表情を知ってる。
大会で戦った時にもよく似た表情をしていた。
そして、私が拓司がする表情で３本の指に入るぐらい好きな表情。
だけど、本当に少しだけ違っていることも気付いてはいた。
そんな拓司に返す言葉はもう決まっている。
『…はい。お願いします。』
伊沢「よ…」
よ…？
伊沢「良かったぁぁぁ！振られるかと思った…！」
『え、私の気持ち知ってたんじゃないの？』
伊沢「そうだったら良いのに…ってぐらいでそこは全く。昔からAは分かりやすいところもあるけど、分からないところは本当に分からない。」
『うん、それ普通なこと言ってる気がする…』
伊沢「そうだなw」
"ｷﾞｭｯ"
『拓司？』
私はこの時初めて拓司に手を握られた。
もちろん握手は今まで何回もしてきたけど、それとは全然違う。
伊沢「帰ろか。」
『うん。』
その繋がれた手は放されることなくオフィス前まで帰ってきた。
そして拓司はそのままオフィスに入ろうとしている。
『待って。手放さないの？』
伊沢「別にいいでしょ。」
『え…』
結局そのまま中に入る拓司。
伊沢「戻ったぞー！」
ふくら「おかえり。…その様子だと上手くいったみたいだね。」
川上「やっとですね。」
河村「おめでとうございます。」
川上「2ヶ月がめっちゃ長かった…」
伊沢「すまんw」
ふくら「何回話聞かされたかw」
河村「数えられないな。」
『…えっと、どういうこと？』
伊沢「みんな俺が今日Aに告白するって知ってたんだよ。相談もしてたし。」
『え!?』
ふくら「僕達3人ともAちゃんの気持ちがどうかは分からなかったから心配でここに残ってたんだ。」
『すみません、お時間取らせてしまって…』
川上「まぁ、個人的にも興味はあった。」
『そうなんだ…w』
あの日から3年。
まさか拓司と付き合うことになるなんて、あの時の私は思っていなかっただろう。
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ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» 詳しくありがとうございます！どこにでも当てはまるように(w)訂正しました。東大の仕組みは難しいw (2020年6月11日 15時) (
レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 教育学部は文科�稽爐任垢諭�珍しい仕組みなので分かりづらいですよね！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 梨子さん» コメントありがとうございます！申し訳ないです！私の学力は東大には全く届かないので、調べていなかった！！教えていただきありがとうございます！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
梨子(プロフ) - 初めまして！少し気になったのですが、東京大学は学部ごとに入試を行わず入学時は全員教養学部で、3年進級時に学部を振分ける仕組みだったと思います。もしご存知でしたら申し訳ありません。これからも更新楽しみにしています。イラスト大好きです！ (2020年6月11日 14時) (レス) id: 89fd41927b (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - 姫坂さん» あっていて良かったですw (2020年6月9日 10時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2020年5月30日 2時
