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伊沢side
『……し…拓司、起きて。』
伊沢「ッ…」
目を開けるとバスは目的の場所に着いていた。
『みんな降りたから、はやく降りるよ。』
伊沢「ん…」
『相変わらず寝起き悪い…』
俺がゆっくり立ったのを見ると、Aは自分の鞄を持ってバスから降りてしまった。
『もうすぐ降りてきます。』
ふくら「お疲れ様。」
『本当に全然起きてくれないから…大変…』
あの、丸聞こえなんですけど…?
俺は少し不機嫌になりながらもバスを降りた。
迷惑かけてるなとは思ってるけど…
はなお「あ、やっと来た!」
伊沢「たった今起きました。」
バスから降りると、もうAはいなかった。
多分、ふくらさん達ともう中に入ったんだろう。
山本「Aさん、何回も起こしてましたもんね。」
川上「そろそろほっとかれますよ。」
伊沢「それは困る。」
でんがん「その場合はすぐさま俺が貰う。」
マコ「諦めが悪い。」
伊沢「Aー!」
俺は叫びながら、中に入った。
『何?』
俺の声が聞こえたのか、少し顔を出すA。
今回の合宿で女の人はAだけだから、できる限り俺のそばにいさせよう。
伊沢「いや、俺を置いて先に行ったから…」
『あぁ、ごめん。ふくらさんの手伝いしてた。』
伊沢「そっかそっか。」
それなら仕方がないな。
ふくらさんなら安全だ。
……多分。
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ニュウ(プロフ) - ゆーたむさん» ありがとうございます!またリクエストしていただけたら嬉しいです! (2020年5月30日 9時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたむ(プロフ) - 書いてくださりありがとうございました!!とっても良かったです!線画も沢山あってキュンキュンしました。これからも頑張ってください! (2020年5月30日 8時) (レス) id: 12533d76b2 (このIDを非表示/違反報告)
ニュウ(プロフ) - kkさん» リクエストありがとうございます!確かにそれは書いていなかったー!書かせていただきますね! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
kk - 女の子の日で体調が悪い主人公ちゃんを看病するお話が見たいです!ベタなシチュエーションですが、よろしくお願いします! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 9f03f88fd9 (このIDを非表示/違反報告)
ニュウ(プロフ) - ミオさん» リクエストありがとうございます!はじめてのおつかい!良いですね!書かせていただきます! (2020年5月30日 2時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニュウ | 作者ホームページ:http://assubaru
作成日時:2020年5月17日 15時