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『あっつ…』
現在6時半。
昨日来た海のところまで全員で行く。
伊沢「これ被って。」
拓司は私に帽子を被せてくれた。
『ありがとう。』
伊沢「どういたしまして。」
私は珍しく自分から拓司の手を取った。
伊沢「え？」
『良いでしょ？』
伊沢「もちろん。」
でも静かに歩いているのは今だけ。
海に着けば…
伊沢「ひゃっほー！」
私を忘れ遊びだす拓司。
私はそんな彼を砂浜に座りながら見る。
山本「遊ばないんですか？」
『私は良いや。山本君は遊んできな。』
山本「はい！」
キラキラした笑顔で拓司達の方へ走っていく山本君。
まだ6時半だから周りには私たち以外誰もいない。
ふくら「暑いね。」
『そうですね。ふくらさん白いからすぐに焼けそう。』
ふくら「帰って真っ黒だったらどうしようw」
『そこまでは大丈夫でしょw』
合宿の内容はこの海での撮影で終わり。
楽しかった合宿も終わってしまう。
伊沢「Aー！」
海の方から叫んで手を振っている拓司。
小学生か…w
『なに〜？』
伊沢「こっち来いよ！」
私は横に首を振った。
もちろん水着は着てるけど、人様に見せられるものではない。
拓司は首を傾げて私の方に歩いてきた。
伊沢「体調悪い？」
『ううん、大丈夫。ほら、遊んできなよ。』
伊沢「…水着見てない。」
『はい？』
伊沢「さっきからAが上にパーカー羽織ってるからさ…」
『別にあえて見る必要ないでしょ。』
伊沢「見る。みんなには見えないように俺が隠しとくから。」
拓司は周りから見えないように私の前にしゃがんだ。
そして私のパーカーのチャックを下ろしていく。
伊沢「良いじゃん。ものすごく似合ってる。」
そう言う拓司の顔は、なんだろう…
いつもとは違った男っぽさが出ていた。
『はい、終わり。』
このまま見られていたら私は死ぬんじゃないかって思うぐらい心臓がドキドキしている。
それを悟られないように、私は拓司が持っていたチャックを奪い返して上まであげた。
伊沢「えぇ…」
ふくら「そろそろ撮るよー！」
動画を撮る時間になって、私と拓司はみんなの元へ行った。
伊沢「今度は2人で海行こか。」
『考えとく。』
動画の撮影が終わり、泊まっていた場所に戻った。
最後にはみんなで写真を撮って、楽しかった2日間の合宿は終わった。
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ﾆｭｳ(プロフ) - ゆーたむさん» ありがとうございます！またリクエストしていただけたら嬉しいです！ (2020年5月30日 9時) (
レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたむ(プロフ) - 書いてくださりありがとうございました！！とっても良かったです！線画も沢山あってキュンキュンしました。これからも頑張ってください！ (2020年5月30日 8時) (レス) id: 12533d76b2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - ｋｋさん» リクエストありがとうございます！確かにそれは書いていなかったー！書かせていただきますね！ (2020年5月30日 3時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ｋｋ - 女の子の日で体調が悪い主人公ちゃんを看病するお話が見たいです！ベタなシチュエーションですが、よろしくお願いします！ (2020年5月30日 3時) (レス) id: 9f03f88fd9 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - ミオさん» リクエストありがとうございます！はじめてのおつかい！良いですね！書かせていただきます！ (2020年5月30日 2時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆｭｳ | 作者ホームページ：http://assubaru
作成日時：2020年5月17日 15時
