87粒目:二宮 匡貴。(ﾘｸｴｽﾄ) ページ19
「二宮さん、もう無理です…」
「まだ始めたばかりだろ?」
教科書を見ると眠くなります
特に数学が苦手で、途中から暗号化してくる
「うう…戦闘訓練したい…」
「さっきしたばかりだ。今度は、頭を動かせ」
そう言って
目を本に移す
普段、本を読まない私は
残念ながら分からない
「手が止まってるぞ」
「あ、すみません…」
二宮さんから小さなため息が漏れる
そして部屋から出ていってしまった
「本格的に見放された。どうしよう……」
涙が出そうになってきた
「う、うっ…うう」
「…はあ、なに泣いてるんだ?」
ドアの近くから聞こえる声
「え、あ、なんで…?」
それは紛れもなく二宮さんの声な訳で
「こっちが聞きたいぐらいだ」
よく見れば飲み物を二つ持っている
どうやら私は早とちりしていたらしい
「っ…私、二宮さんに…見捨てられた、と思って」
「そう簡単に見捨てるわけないだろう」
また、ため息を吐かせてしまった
溜まっていた涙が溢れそうだ
そんな時、引かれる手
私の体は二宮さんの胸へ
「…に、二宮…さん…?」
「見捨てるつもりも無いし、離すつもりも無い」
そう呟いた瞬間
抱き締める力が強まった
その行為に幸せを感じた
―――――――――――――――――――――
アクアさんリクの犬飼くんと二宮さんです
もう知らない人ですね、二人とも(遠い目)
リクありがとうございました!!
88粒目:風間 蒼也。(生誕記念)→←86粒目:犬飼 澄晴。(ﾘｸｴｽﾄ)
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華の幽霊《sgsyu》(プロフ) - 出雲*弐式さん» もちろんみさせてもらいます⌒_⌒ (2016年9月26日 8時) (
レス) id: db4eb032b8 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 霊華《sgsyu》さん» コメありがとうございます! 良ければこれからも見てください! (2016年9月25日 22時) (レス) id: 05c4b65987 (このIDを非表示/違反報告)
霊華《sgsyu》(プロフ) - きゅんきゅんします。もう一度言います。きゅんきゅんします（いい笑顔） (2016年9月24日 0時) (レス) id: db4eb032b8 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - リクエストでヒュースお願いします (2016年6月14日 20時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
達龍＠諏訪隊攻撃手(プロフ) - すみません、穂刈くんお願いできますか？ (2016年6月11日 2時) (レス) id: 222f27e95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：出雲 x他1人
作成日時：2015年9月30日 20時
