デート ページ35
次の日、仕事の前にペアルックなるものを買いに行くことになった。
クローゼットのなかの服をとっかえひっかえしながらも、あまり履かないスカートなんかを身にまとい、鏡の前に立つ。
「やっぱりいつもの服にしよ…。」
その後の仕事を考えて、パンツスタイルにした。
駅前の約束の場所に行くと、ユウヤはまだ来てなかった。
携帯をいじっていると、メールがきた。
開くと、豊さんだった。
『元気にやってるか？』
豊さんなりに心配してくれているのだろう。
〝元気です。今からユウヤとデート。〟
送信してすぐに既読がつく。
すると、メールではなく電話がかかってきた。
「もしもし。」
『デートってなんだよ。』
「ショッピングに行くの。」
『はあ？心配して損したわ。』
「心配してくれてたんだ。ありがとう。」
『まぁな。大丈夫そうだから安心した。楽しんでこいよ？』
「はーい。」
携帯を切ると、隣にストンと誰かが座った。
ユウヤが座っていた。
「おつかれ。」
「うん。電話大丈夫？」
「大丈夫。行こうか。」
２人並んで歩き出す。
手なんか繋いだらカップルにみえる。
華奢にみえるけど肩幅もガッシリしていて背中も広い。幼い顔をしているけど、伸びた腕や手はゴツゴツとしていた。
ユウヤが急に立ち止まる。
背中に鼻をぶつけた。
「いったぁ…。」
「何やってんの？」
鼻がジンジンする。
「ここ入ろ。」
と、１つの店に入っていった。
「淳さんのおすすめの店。」
可愛らしい猫のモチーフの商品がたくさんあった。
２人で選んだのは、黒地に青いハートのプリントされたものと、どでかい猫が描かれたグレーのロンT。
いつものコーヒー店でコーヒーを飲み、デートは呆気なく終了した。
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歌広場公認の嫁だけど文句ある？(プロフ) - 淳様、リアルでも結婚しちゃってこんな感じかな？と思いながらニヤニヤしながら読んでます。ミーコさんの作品は癒しです！いつもありがとうございます。 (2017年7月10日 17時) (
レス) id: 2200419093 (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - みぃ。さん» いつも読んでいただいてありがとうございます。もうね、妄想が止まりませんね！さすが、豊です。 (2015年3月13日 18時) (レス) id: 7806b8db4f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - 豊の口パクの後ではヤバイです！！期待してます！ (2015年3月13日 17時) (レス) id: dd52019954 (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - 凜香さん» 外しました。今まで知りませんでした。教えていただき、ありがとうございますm(__)m (2015年3月9日 16時) (レス) id: 7806b8db4f (このIDを非表示/違反報告)
凜香(プロフ) - オリフラ外して下さいね。 (2015年3月9日 16時) (レス) id: fe17656076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーコ | 作成日時：2015年3月7日 10時
