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後3時間は寝れると言い、歩夢は私の手を引いて寝室へと導いた。そして、仄かに残る温もりの中に2人で入ると、私を逃がすものかと言わんばかりに抱き締められた。


「朝まで離さんよ」

「どこにもいかないよ」

「いーや。Aはこの手を離すとすぐ飛んでってしまう。もぉ、嫌や。どこにも行かんといて」

「子供じゃないんだから…」

「子供でいてたらずっとおってくれる?なら子供でおるわ」

「歩夢は立派な大人でしょ」

「A、ちゅき!」

「バカ」



あぁ、痛い……


胸が張り裂けそうに痛い。


あの時の痛みと愛しさが私の体を蝕んでいく。


目を瞑ると、あの角のいつもの場所が眼に浮かぶんだ。救いようのない私の心を理解できるのは、もう手の届かないあの人だけ……。






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あの場所は、今→←*



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作者名:ミーコ | 作成日時:2017年9月30日 14時

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