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＊ ページ37

唯の身体が震えていた。

私の目からも涙が溢れる。

余りにも酷い惨事に、怒りが芽生えた。

ゴクリと鳴る喉の音が、やけに耳に残った。


「お義父さんは何してたの？」


唯の肩が揺れた。


「アイツは、愛人の所にいた」


「……最低」



あの優しそうな眼差しの奥の、汚い部分に軽蔑した。
騙されたと、悔しさが込み上げる。

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設定タグ：暴走族 , 暴力団 , 鬼畜 , オリジナル作品
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作者名：ミーコ | 作成日時：2016年8月6日 23時

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