好きな理由 ページ15
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いっぱい走った。
ファンクラブの子の手を繋ぎ、力の限り走った。
そして………
「ぅあーーーー。疲れた！」
と、大学近くのカフェに来ていた。
ファンクラブの子達もそれぞれに飲み物を頼み、カラカラに渇いた喉を潤している。
「……って、なんで私達、木枯センパイとお茶してんですか？」
今更思い出したようにリーダーの可愛子ちゃんがダンッとテーブルを叩いた。
「へ？あー、それもそうね、変なの」
とか言いつつ、目の前のアイスコーヒーをガブガブ飲む。
「あの、淳センパイあのままにしてきて大丈夫なんですか？木枯センパイ、後で酷い目に合いませんか？」
心配気に言ってきたのは、いかにもか弱そうな細い女の子。
飲み干したアイスコーヒーをテーブルに置いて、ニッコリ笑う。
「大丈夫だよ！結構ケロッとしてるから、平気」
たぶんね………
「淳センパイ怖かった！なんか、想像と違った！」
「それ思ったー！もっと優しいのかと思ってた」
「テレビとかだとなんかおネェっぽいもんね！」
「いつもあんな感じなんですか？」
いっきにファンクラブの視線が私に集まった。
「うん、まぁそうだね。ドSの塊だよね」
「えー？ムリかも……」
「何がよかったんですか？」
「え？何が？………なんだろう？？」
考えた事もないけど、知らぬ間に心を奪われてて知らぬ間に隣にいて、いなかったらなんか寒くて心細いんだよね………
「うーん。わかんないけど、いて当たり前の存在？
会った時からずっと隣にいたからね、いなきゃ困るのよ………あの人は」
「うわ……なんかヤバいくらい惚気られた！」
「Ｍなんですね、木枯センパイって」
「ゲ！やめてよ、違うから！」
そう言ってると、私のスマホが震えた。
きっと、淳センパイだ。
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しずく(プロフ) - すごく良かったですぅぅぅ！ (2019年1月2日 21時) (
レス) id: 40056aee92 (このIDを非表示/違反報告)
しょん@きりゅの嫁になりたい(プロフ) - ミーコさん、初めまして。鬼龍院さんの求婚？にご飯吹いてしまいました。毎日ニヤつきながら読んでます。 (2017年2月16日 19時) (レス) id: 4f0f384bce (このIDを非表示/違反報告)
きり - お疲れ様でした(^ｰ^)キリショーとのお話いつでも待ってます(^ｰ^) (2016年5月22日 3時) (レス) id: b2b7a2b34b (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - 匿名希望さん» 満足頂けたでしょうか？ラブコメ難しいですね。再びリクありがとうございます。今、色々と考え中ですので待っていてくださいね。 (2016年5月21日 13時) (レス) id: 24a96395ef (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - 歌桐生ゆたさん» 他の方のリクが多いのでこなしきれそうにないのですが、今、すべての人が満足できるようなものを考え中です(^ ^)いつ頃アップできるかわかりませんが、またきてくださいね（＾∇＾） (2016年5月21日 13時) (レス) id: 24a96395ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーコ | 作成日時：2016年3月29日 18時
