仕事No.31 ページ33
爆発音が聞こえた。鏡花ちゃんか。
少し進むと敦くんと見たことある黒い服の男が交戦中であった
敦くんに攻撃をする男は、以前私が話した芥川くんであった
まぁ、マフィアだから仕方ないのか
敦くんが攻撃を受けそうになったので銃で威嚇射撃をした。
芥・敦「「!?」」
「敦くん大丈夫!?」
敦「えっ、あ、えっと、A、さん?」
忘れてたんか。泣くぞ
「うん、泣きそう」
敦「え、えっとすいませんでした!!」
芥「貴様、人虎の仲間だったのか」
「仲間って言ったら微妙だなぁ」
敦「空気読みましょう!?Aさん!!」
えっ、空気って吸うもんでしょ?
芥「・・・何故外した」
敦・貴「?」
芥「貴様、態と外しただろう」
「ん?あゝ、銃ね。うん」
芥「何故だ」
「この銃じゃ人を殺せないんだ」
芥「?」
「あ、ニュアンスが違うかな。殺せないんじゃなくて、
敦「
「そ」
この銃では、ね
芥「何故だ。貴様も、貴様も僕を認めぬと言うのか」
「?認める認めないの問題じゃあ無いと思うよ、コレは。もしかして君、人に認めて欲しいって言う割には人を認めてないじゃないの?勿論君自身も君を認めてなさそうだけど」
芥「黙れ」
「あ、図星だった?どうせだし君が認めて欲しい人が放った台詞を当ててあげようか?」
芥「黙れ!」
「えーと、多分こうだ
私の新しい部下はキミなんかよりよっぽど優秀だよ」
芥「貴様ッッ!!」
その瞬間芥川が私に襲いかかって来た。
「甘ったれてんじゃないよ。君はただ強いだけ。ただそれだけ。認めて欲しさに頑張ったけどその人が認めてくれなかったから、敦くん、他人に八つ当たりしてるだけなんだよ!そんな奴、その人も私も認めない!!」
私達は似ていた。私も、マシュも、芥川も、敦も。
皆誰かに認めて欲しくて、居場所が欲しくて、頑張って、頑張って、誰よりも頑張って。
私達は違った。
芥川は強さを欲し、敦は人を助ける力を欲し、マシュは皆を守る力を欲し、私は、
私は大切な人を失ってでも前に進む力を欲した。
芥川を見ていると、何故か分からないけど苛々する、と同時に悲しく思った。
織田作さんに会う前の私と同じに見えたのだ
今日相性が良い英霊、文豪
志賀直哉
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まんじゅうねこ - 自殺は別に伏せ字じゃなくても、自 殺とか、自'殺とかでもいいんですよ〜あと、たしかグロも引っかかっちゃうんだよなぁ…別にいいと思うのにね。 (2018年9月15日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ子 | 作成日時:2018年4月1日 19時