ヨコハマのある会社の社員達は逸般人でした

仕事No.30 ページ32

マシュ「先輩、江戸川さんと知り合いだったんですか！？」

「え？ああ、お菓子奢った」

乱歩「A、行くなら早く言った方が良い。あ！あと僕との約束守ってよね！！」

「ドタキャンなんてしないよ」

治((ズキッ

治(今のは何だ・・・？)

今日カルデア戦闘服着てきてよかった
恥ずかしかったけどまぁ、良しとしよう
あ！勿論上着着てたから隠せてたよ！？

「オーダーチェンジ」

スキル オーダーチェンジ
簡単に言うと瞬間移動である

何処に行くのかわからないからあまり使いたくないスキルだったが背に腹は変えられん

移動した先は



船の真上の上空であった



「・・・うそぉ」

そのまま重力に従って落ちて行く



だから使いたくなかったんだ

仕方ない

「全体強化」

これは周りの人の力を強くするスキルだが、言い換えれば筋力も上がるスキルなのだ。勿論自分の力も上がる
だから着地もあまり怪我しないで出来るだろう？(怪我しないとは言ってない)


メキョォッッ


着地した時の衝撃で下の床が壊れそうになった

断じて私が重いからじゃあないからね

私が重いわけry

周りを見渡すと、十歳ぐらいの着物を着た少女がいた

「 ここ危ないよ、お嬢さん！」

？「！何で貴女が此処に居るの！？」

「え、私の事知ってるの？」

？「早く逃げて！貴女はマフィアに狙われてる！！」

あ、この子マフィアか

「私は良いから。ねぇ、この船、武器庫ってある？」

？「・・・ある」

あら、素直

「そっか、ありがとう」

？「・・・何をするの？」

「ん？武器庫あるなら爆弾あるでしょ？だから其れを起爆させる」

？「貴女が？」

「そ。私だけ毎回爆弾処理したら爆発させちゃうから、今回も、爆発させる」

？「起爆装置なら此処にある」

「えっ本当！？貰ってもいい？」

？「私が、私がやっても良い？」

「でも・・・」

？「私はもう、誰も殺したくないし、死なせたくないから」

嗚呼、良い子ではないか
こんな小さくて優しい子に人殺しをさせるのか、マフィアは

「・・・分かった。ねぇ、これでもし、お嬢さんが死ななかったら探偵社に入りなさい。きっと、人を沢山助けられるよ」

？「・・・ありがとう。私は鏡花。泉鏡花。六ヶ月で35人殺した」

「藤丸A。君以上に人を殺してる」

鏡「え・・・」

「大丈夫。君の手は未だ汚れてなんかいない。それじゃあ、頑張って生き残ってね」

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今日相性が良い英霊、文豪

志賀直哉

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