君は推しで私はオタク (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:697 hit

EP.4 ページ5

jin side

あの日家に帰ってからamoureuxの事を調べたのは秘密。

.

『マネヒョンおはようございます～』

私服で楽屋入りすると

rm｢あ、ヒョンおはようございます！昨日の釣りすごくおっきい魚が釣れたんですよ！｣

そう昨日の出来事を話してくれるナムジュナはとても目が輝いていて可愛い。

一方マンネラインは

jm｢うわぁこの子タイプだ俺の。｣

th｢俺も！｣

jk｢ヒョンまじで言ってる？絶対この子の方が可愛いって！｣

ひとつのスマホをガタイのいい3人で押し合いながら見ていた。傍から見たら凄くむさ苦しい集団。

『ヤージミナたち。』

jm｢あヒョン！おはようございます｣

『何見てるの？』

jk｢見てください、可愛い女の子選び放題ですよ｣

見せられたのは例のアプリ。

『ヤーチンチャ…』

jk｢ヒョン耳赤いですよ｣
『だまれ』
jk｢あ、また赤くなった｣
『おい』
jk｢ごめんなさい｣

『ってかお前らアイドルだろ。そんなのやってどうするんだ。』

th｢可愛い女の子眺めるぐらい良いじゃないですか！普段なんてそんな暇ないんだし。｣

jm｢あ、ヒョン！ヒョンもやってくださいよ！楽しいから！ね！ほらスマホ出して！｣
『なんで僕が…』

長男は大変ですアミヨロブン…

あれからメンバーのヘアメイクを待つ間に勝手に登録され。

jk｢ヒョンの好みは？だって！｣
jm｢んー…とりあえず巨乳でいいんじゃね｣

『良くないから』

｢防弾少年団さんこっちに移動お願いしまーす｣

あっという間に収録が始まった。

｢｢はーい｣｣

.

そんなこんなで今日の仕事を終えてバンの中。

『ﾊｧ…』

スマホのホーム画面に表示されるamoureuxを見てため息をつくと。

yg｢ヒョン｣

隣に座っていたユンギヤにスマホを覗かれる。

『ユンギヤ。』

yg｢安心してください。それ僕も入れられました。寝てる間に｣

『どんまい』

yg｢ちなみにホバもナムジュナも｣

『あいつら何がしたいんだよ』

yg｢まぁヒョンもタイプの女子見つけてください。俺はもう見つけたんで。｣

『ノリノリじゃんかよおい。』

そう言い残すと颯爽とバンを降りて家に帰るユンギヤ。

どうしたもんか…

｢ジンさん着きましたー｣

『あ、カムサムニダー』

jm｢ヒョンまた今度タイプ教えてね！｣
jk｢僕も知りたい！｣

『誰が教えるか。』