−賢志郎side− ページ14
翌日、水田と賢志郎は、名古屋での営業をこなしていた。
「水田、、、？また、Aちゃんに会えるかな、、、」
「賢志郎まぢやんか！そっか、賢志郎がそれほど本気なら、なんとかしてあげたいけど、、、連絡先ないと何もでけへんもんな。」
水田の言葉に賢志郎は、肩を落とす。
「賢志郎？賢志郎は、Aちゃんと、美乃ちゃん、どっちに気持ち持っていかれたん？」
水田が今までにない真剣な顔で聞いてくる。
「、、、Aちゃん、、、」
「やっぱりか、、、何となくわかってたけどな。でも、賢志郎のタイプだったか？」
「今考えたらタイプとかって、ないねんな、、、あの笑顔、あの照れた表情、気の使える感じ、、、頭から離れへんねん、、、こんな気持ち初めてやわ」
賢志郎は、元気なさげだけど、優しい表情をしている。
「賢志郎がそこまで思ってるんやったら、会えるわ！偶然街でばったりとな！」
「ばったりって言ったって、、、Aちゃんは、名古屋の子やねんで。無理やろ。」
賢志郎は、力なく答えた。
「弱気になっとったらあかん！そんなんでいい漫才できるか？ファンの子らも大事やろ！Aちゃんの事は諦めることも忘れることもない！俺らがもっともっと頑張って、Aちゃんの目にも止まれば、会いに来てくれるやろ！」
水田が熱く語る。賢志郎も、真剣に水田の言葉に耳を傾ける。
「Aちゃんを糧に頑張ろうや！それこそが、賢志郎が今できる全てのことやろ！」
水田の言葉が刺さった。
「せやな！ありがとう。俺、頑張るわ！ファンの子らを楽しませれなくて、Aちゃんを楽しませるなんてでけへんもんな！」
水田の言葉で、賢志郎は少し元気が出た。
−続いては、今人気の和牛さんでーーーす！−
司会者からの紹介で和牛の2人は舞台へと向かった。
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ますみ(プロフ) - 初めまして。読ませていただきました。全部読んでしまいました。凄く良かったです。更新楽しみにしてます。 (2020年3月23日 13時) (
レス) id: de19f339a3 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - 連日の更新嬉しいです！ついに再会ですね。どのように進展するのか楽しみです。お忙しいと思いますが更新を楽しみにしてます！ (2019年7月11日 23時) (レス) id: 24f8e2afc7 (このIDを非表示/違反報告)
RIE(プロフ) - メイさん» こちらこそ、ありがとうございます！楽しんで頂けるように頑張ります！ (2019年7月10日 22時) (レス) id: 609ba9cfab (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - 更新ありがとうございます！主人公ちゃんと川西さんがこれからどんな感じに気持ちを重ねていくのか楽しみです。 (2019年7月10日 8時) (レス) id: 24f8e2afc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIE | 作成日時：2019年7月9日 7時
