第29話 ページ33
休憩かー
休憩って言ってもやることないんだけど…
貴「あの木陰で昼寝でもしよっかな」
松「あら、いずみじゃない
どうしたの?こんなところで」
貴「あ、乱菊さん、暇だったのでその木陰で昼寝でもしようかなって思ってたところです」
松「そうなの、それならちょっとお話ししない?」
貴「あぁ、いいですよ」
松「それで、ずっと聞きたかったんだけど」
貴「?はい、なんですか?」
松「鳳長太郎だっけ?あいつとはどういう関係なの?」
貴「?どういう関係とは?」
松「付き合ったりとかしてないの?」
貴「……ぇ、……え……なっ///、ち、違いますよ///そ、そんな関係じゃないです!///」
松「へぇ、違うの、仲良いからそうなのかと思ったわ」
貴「はぁ……///」
松「じゃあ、実際のところどう思ってるの?」
貴「え?」
松「好きじゃないの?鳳くんのこと」
貴「ぇ…わかんないです//」
松「そう?まぁ、なんか変化あったら教えてねー
(絶対、好きよねー鳳くんといる時が一番いい表情してるし、本人は気づいてないみたいだけど)」
貴「はい…」
松「鳳くんとは同期?」
貴「いえ、私も鳳くんも訳あって現世にいて、虚退治してるときに会って、一緒に虚退治し始めたんです」
松「そう、この前二人が護廷十三隊に入る前の経歴を調べてみたんだけど、いずみのはなかったのよ、なんで?」
貴「え、わかりません、というか、私のなかったんですか?」
松「えぇ、なかったわ、まぁそれはいいとして
鳳くんの経歴がね、死神学校を卒業する日からなかったのよ」
貴「え…」
松「それで、鳳くんと同期に入学した人たちに聞いてみたんだけど、護廷十三隊に入りたくなかったとか問題を起こしたとかいろんな噂があって、でもみんな共通してたのは、『謎の死神』って鳳くんのことを呼んでたことよ」
貴「謎の死神…」
松「あら、結構話し込んじゃったわね」
貴「本当ですね」
松「演習もそろそろ始まるしいきましょ」
貴「はい」
シュッ
鳳「よりによって…、なんで…………」
シュッ
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 原哲也(ハラテツ)の小説も書いて欲しいです (2017年11月17日 4時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いずみ | 作成日時:2017年9月5日 23時