白い車の中 ページ13
side U
楽しいたっくんとのお話も打ち切られ
今は搬送用の車に乗せられて、主治医のいる地元の病院へ向かってる
検査の結果は、向こうの病院で伝えてもらうらしい
私の右隣には難しい顔したたっくん
話しかけられる雰囲気でもなく、私はただただ車に積まれた沢山の医療機器を見渡していた
ガタガタと揺れる車の音と、運転手の方が搬送先の病院との連絡を取っている声以外なにも聞こえない
沈黙が苦しい…
この苦しさは、単に疲労によって弱りきった心臓が生きようと全身に血を送り続けてるためだけでない事は確かだ
もう一層の事前に主治医に言われたことをたっくんに話してしまおうか
言ったら貴方は怒るかな？
それとも悲しむ？
どっちもとか？
どっちにしろ、私のための感情を見せてくれるよね
だってたっくん優しいもん…
あれ？たっくんが悲しい顔になってる
やっぱり、頭のいいたっくんも感づいたかな
さっきの検査何かあったって事が…
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そらかめ - 応援しています、続き楽しみにしております (2018年4月7日 9時) (
レス) id: 889cb43049 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - きな粉さん» ありがとうございます！グダグダで、まだ続きそうですが是非ご愛読下されば嬉しいです！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: d8bf3c75af (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 感動しました！ (2018年2月20日 20時) (レス) id: f3090b230f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2018年2月6日 16時
