ボンゴレ１０代目ボスとその嫁は暗殺教室の先生になる Ⅱ (ページ4)

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２７．会談ページ4

９「おかえり、真昼。元気だったかい？」

『はい』

９「山本君、笹川くんも元気そうで何よりだよ。今日はゆっくりするといい」

武･了「ありがとうございます」

『武、了平、今日はもう下がっていいわ。ありがとう』

真昼の言葉に武と了平が部屋を出ていく。

完全に２人の気配が無くなるまで待ち、真昼たちは話し始める。

難しい顔をしながら話し込む真昼たち。

それは夜が深け日をまたいで続く。

『では、今回の件は我々１０代目側で解決しろ…ということですね』

９「そうだね。できるかい？」

『それが貴方の命令ならば僕は従います』

９「綱吉くんには私から勅命書を送ろう。届けてくれるかな？」

『はい』

日が昇り始めた頃やっと話し合いの終わりが見えてきた。

９代目は机の引き出しから紙を取り出して何かを書き始める。

最後に死刻印を押し、封筒に入れると真昼に渡す。

『たしかに受け取りました』

９「頼んだよ」

『はい。では私はこれで失礼します』

９「気をつけて帰りなさい……その手紙を渡す時期は君が決めていいからね」

９代目に手紙を受け取り、部屋を出ていく。

扉が閉まる直前、９代目が呟いた小さなつぶやきは真昼に届く。

真昼はそれに反応せずにそのまま自身の部屋に戻る。

部屋に戻り普段着に着替え、帰る準備を始める。

帰る準備を整え、部屋を出ると廊下には帰る準備をした武と了平が立っていた。

武「真昼、準備できたのな」

了「極限に帰るぞ！」

『おはよう。ええ、帰りましょう。……帰ったら』

ーーーー戦いが始まるわ…