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ツウィside
SIXTEENの収録後、オンニたちと宿舎のリビングに集まった。
今日は防弾少年団先輩のカムバックステージがあるらしい。
あえてどんな曲か聴いてないからオンニたちも楽しみでしょうがないみたい(笑)
TVをジヒョオンニがつけた。
NY『あ、ちょうどいいね!』
MC「それではどうぞ、防弾少年団の皆さんで
Butterfly」
歓声の中現れた先輩たち。
JY『うわ、すごい…!』
照明の中、美しく舞うように踊り、切なげに歌う先輩たち。
声が出なかった。
それぐらい美しかった。
オンニたちも静かに見ている。
A先輩が姿を現した。
TZ『ッ!』
손대면 날아갈까 부서질까
触れたら飛んで行ってしまいそうで 壊れてしまいそうで
悲しそうに、寂しそうに、どこか憂いを帯びた表情で歌うA先輩。
겁나 겁나 겁나
怖くなる
目が離せなかった。
ひらめく衣装、中性的な声、何もかもが。
今にも消えそうだった。
Butterfly, like a Butterfly
마치 Butterfly, bu butterfly 처럼
まるで蝶のように
Butterfly, like a Butterfly
마치 Butterfly, bu butterfly 처럼
まるで蝶のように
CH『ツウィ、泣いてるの…?』
チェヨンに言われて自分が泣いていることに気がついた。
わからない。自分の感情が。
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作者名:Izaya | 作成日時:2020年4月4日 16時