デュラララ!! †今日も危険な池袋†

8 †深夜の出会い† ページ10

貴方side

…どうしようかな？

取りあえず調べに行くとしますか。

今んとこ仕事は入ってないしね

そう思い、立ち上がると、

ｶﾂ、ｶﾂ

背後から、足音。

？「…あれ？こんな所に人？」

…

この声……

？「はは、なんてね。初めまして、黒猫。神威Aさん？」

振り向くと、そこには見覚えのある姿。

あたしの予想通り、そこには折原臨也がいた。

貴「……初めまして。情報屋、折原臨也」

正式には初めましてじゃないけど。

加賀美巡として会ってるからねぇ

臨「へー…俺の事知ってくれてるんだ、ありがとう」
貴「情報屋ですから、あんたと同じ」

ニッコリ笑ってみせた

臨「ふーん…結構可愛いんじゃない？」

黙れ。←

貴「で？池袋の情報屋さんがどうしてこんな所に？」
臨「君を探していたんだ。」
貴「…へー」
臨「心底興味無さそうだねぇ」

そんな事無いけど。

あんたはとても興味深い。

臨「君、人間が嫌いなんだって？」

情報収拾でもする気なのか？

まあいい。

同じ情報屋としての敬意として、答えてやる。

貴「そうだけど」
臨「ふーん…俺とは正反対、ってワケ」
貴「知ってますが」
臨「調べ済みってことかな？流石だねぇ」

臨「じゃあ次。君はあの世って信じてる？」
貴「…なんで？」
臨「いいから。答えろよ」

命令ですか

めんどくせ。

貴「信じてない」
臨「具体的に言えば？」

貴「あたしは死ねば、存在が消えるって思ってる。例えれば、人間関係に悩み、その辛さから逃げれると思い自殺するとする。」

貴「だけど、死んだらその悩んでいた自分が消える。…無くなる。つまり、何もかも無くなる。自分が無くなる。」

貴「だからあたしは無へ敬意を払うべきだと思ってる」

臨「…へぇ。」

9 †似ている†→←7 †警報、警報。あたしに警報†

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