１０ 執着 ページ10
太宰ｓｉｄｅ
嫌だ、と叫んだAの声は探偵社中に響き渡り、大事になるのを避ける前に首筋を強く打ち気絶させる。
国「太宰...？お前、何をして...。」
太「国木田くんが気にすることはない。」
何か言いたげだったが、そうかと言ってこれ以上の深追いはして来なかった。
...敦くんは何か言いたげだけど。
太「一つ、新しく入ってきた後輩にいいアドバイスを送るとしよう。...Aに深く関わろうとする人間は、必ず不幸を見る。巻き込まれたくないのなら、関わらないのが賢明だね。」
敦「でも、太宰さんはずっと一緒にいますよね...？」
太「うん、だってAは私のものだから。...何年も私の元から逃げられないように縛り付けている��私だけの��最高のおもちゃだからね。」
ﾋｭ､と息を呑む敦くんの声が聞こえたのと同時に止めろ、と国木田くんが静止を入れる。
国「敦もよく分かっただろう。だから、その話はもう終わりだ。」
太「えぇ〜？これは私にとっては仕事よりも大事な話だよ！？ほら、社長に敦くんを任されたのは私だし？部下の教育はしっかりしないと！！」
国「貴様みたいな仕事はしない、自 殺ばかりしようとするどうしょうもない阿呆に教育などできるか！！というか、仕事しろ太宰！！」
ﾄﾞｻｯ､と机の上に置かれた大量の資料を見て、顔を引き攣らせる。
...あれ、これ100枚以上はあるよね？
国「貴様は今日、それに全部目を通し情報をまとめて提出しない限りここから返さないからな。」
太「ええっ！？そんなぁ...！！Aも寝てるし、私一人でなんて無理だよ！！あ、そうだ。敦くん、私と一緒に仕事をしてみないかい？これも教育の一環だよ。」
敦「あー...えっと。」
太「あ、若しかして私が怖がらせちゃった？ごめんね〜。Aの事になるとついついああなっちゃうのだよ。悪く思わないでくれ給え。」
こちらこそごめんなさい、と周りからすれば悪くないだろうに謝る敦くんはやっぱり優しい。
...が、
敦「仕事は太宰さんでやって下さい。僕はこれから国木田さんと話があるので。」
太「え...手伝ってくれないの！？なら、賢治くんは？谷崎くんに、ナオミちゃんは！？」
賢「僕はこれから聞き込みがあるので。お役に立てなくてすみません。」
谷「すみません太宰さん、僕達もちょっと...。」
えぇー！？と、誰も手伝ってくれない事に文句を言うと国木田くんにまた叩かれた。
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
