８ タイムリミット ページ8
敦ｓｉｄｅ
太「ごめん...ヘマしちゃった☆」
「うぅー...これ、適当に付けられたから外れなくて...。でもこのコード切ったら爆発するとなるとそれもねぇ。しかもこれ、時間制限もあるんだ〜。どうしようか。」
入ってきた２人に誰もが開いた口が塞がらない。
...というか、何で２人はそんなに余裕そうなの！？
敦「た、大変じゃないですか！！」
「あ、中島おはよー。...あーそっかそっか。太宰なんて死ねばいいよね、本当。」
敦「急にどうしたんですか！？それよりまず、これを何とかしましょうよ...！！」
でも、僕はこういった事には疎いし、もし失敗してAさんに何かあったら...。
敦「国木田さ...ぁ、ええっ！？誰もいない！？」
「中島が悩んでる間に皆出て行ったよー。そりゃあ、こんなの爆発したら周りの人もバーンだもんねぇ。」
敦「そんな...！！流石に酷過ぎませんか！？だって、Aさんも探偵社の仲間なんでしょ！？」
「...別に、普通じゃなーい？誰だって自分の命が一番大切でしょ。中島も速く逃げないと一緒にお陀仏だよー？」
��私は、別に死んでもいいけど��
ﾋﾟ､ﾋﾟ､と音を鳴らしながら進んでいく制限時間と、冷めきっているAさんの声。
本当にそうなっても何も感じないような、そんな。
「...！中島、何してるの。」
敦「可能性がまだ残っているかもしれません...。兎に角、死んでもいいなんて言わないで下さい！！」
慎重に、絡み付いたコードを解いていく。
焦るな、と何度も自分に言い聞かせる。
「他人の癖に...。どうしてそこまでできるかねぇ。」
敦「死んでもいい人間なんて、この世にいないと僕は思うからです。」
「...例え、それが黒く染まりきった悪者でも？」
力強くそう頷けば、ふっと誰かが笑った気がした。
「あーぁ...。だから早く私は死にたいんだ。」
��眩しすぎて、私には似合わない��
残りの時間が０：０ ３と見えた時、もう駄目だとAさんの身体を抱き寄せ自分は眼をつぶる。
ﾋﾟｰ、と音が鳴り響いた。
「...中島、もういいよ。」
背中を叩かれ、瞑っていた目を開けた。
敦「あ、あれ...？僕達、生きてるんですか...？」
「これでやりたかった事は出来たんじゃないのー？...太宰。」
ｷｨと再び探偵社のドアが開く。
外からは太宰さんや、国木田さん達が中へと入ってきた。
「...合格だよ、敦くん。」
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
