７ 始まりは突然に ページ7
敦ｓｉｄｅ
布団の中で夜を過ごしたのはいつぶりだろうか。
敦「くあっ...。もう朝かぁ。」
あの後、国木田さんが身寄りのない僕に今日はここで休めと寝るところを提供してくれた。
孤児院にいた時は周りにいつも他人がいたから、一人の部屋というのは何だか慣れない。
敦「手、もう元に戻ってる...。」
��月下獣��
異能力、そして異能力を持つものが集まる武装探偵社...。
敦「あぁぁ...。考えても分からないし、取り敢えず、行くか...。」
メモが指す場所に、きっと探偵社があるのだろう。
ぱっと身支度を済ませ、外へと出た。
敦「ここ、か。」
１０分程歩いていれば着く場所で、そう遠くは無かったようだ。
エレベーターを使い、上の階へと上がる。
敦「...よし。」
コンコン、とドアをノックして少し遠慮気味にその扉を開ける。
敦「お、おはようございます...。」
宮「...あ、敦くん！！国木田さん、敦くんが来ましたよー！！」
敦「あ、えっと...宮沢さん？おはようございます。」
宮「賢治でいいよー。」
賢治くんは話しやすいなぁ、と思っていると、奥の方からまだ誰かの声が聞こえる。
聞いたことない声で、昨日いた人の他にもいたんだと、取り敢えず挨拶だけでも...と考えたのが間違いだった。
谷「わ、ちょっと...ナオミ！！」
ナ「何を恥ずかしがっているんですの、兄様？ほら、誰も見てませんわよ。」
谷「そういう問題じゃないだろ！！ぁ...ま、待てナオミ！！今日は新人が来るって...あ。」
えっと...と、目を逸らす。
オレンジ色の髪の毛をした人と、その人に覆いかぶさっているセーラー服を着た綺麗な人。
ナ「あら、見られてしまいましたわね。」
谷「こら、ナオミ...！！そこどけって！！」
ナ「後でちゃんと挨拶に向かいますわね。...じゃあ兄様、続きをしましょう？」
ぎゃああああああ、と聞こえる声を僕は聞いてない、いや、そもそも何も見てない。
国「小僧、来たか。」
敦「あっ、はい！！おはようございます。」
奥の部屋から出ていた国木田さんに救われた。
...何だったんだ、さっきの。
国「すまんがもう少し待ってくれ。あの馬鹿兄妹...。いつもいつも遅刻ばかりしやがって！！」
そう国木田さんが叫んだのと同時に、探偵社のドアが大きく開かれた。
入ってきたのは太宰さんと、
...爆弾を身体に付けた、Aさんだった。
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
