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芥川side
4年前と姿は殆ど変わっておらず、唯一を上げるとしたら髪の毛が伸びた位だろう
相変わらずに巻かれている包帯や、傍に太宰さんが居ること等、あの時と何の変化もない
芥「Aさん、ポートマフィアにまた戻って来てください。」
「それ、中原からも聞いた...。太宰が戻る気ないんだから、私も戻る気ないんだよー。」
芥「...何時も、太宰さん、太宰さんと。僕は、貴方の意見を聞いているのです!」
クスクスと笑う声がその場に響く
「私の意見...?それ、本気で云ってるの?私に、傍に太宰がいるのに、自らを決定出来る権利があるとでも云ってるよ?...はっ、笑えないね。」
太「一寸、私を化け物みたいに云わないでおくれよ〜。私は何処にでもいる、普通に好きな女性の為に日々頑張っている健気な男性なんだよ?」
「死ね太宰。そう思ってるなら今すぐ私の前から消えろ。」
2人の関係を知らず、この状況に痺れを切らした者が銃を向ける
それを合図かのように他よ奴らも一斉に武器をとった
樋「芥川先輩。私は、あの女にそれ程重宝されるような価値があるとは思えません!」
芥「黙れ!貴様、Aさんの事を何も知らぬ癖に...!貴様らもだ!その様なものをAさんに向けるのでない!!」
僕の言葉にビクリと肩を震わせる樋口達を無視しAさんを見れば、彼女は驚いたような顔で太宰さんと話していた
『…正気か?太宰。』
太「私だって出来ることなら遠慮したいよ?でもこの人数相手に被害なしで事を済ますのは無理に等しい…。君が私の言う事だけを聞いて大人しく愛されていれば、こんな事にはならなかったのにね?」
『皮肉か?云っただろう、私は丁重に扱われると。この場で死ぬのはお前だけだ。…けど、』
太「ふふ、今私に死なれて困るのは君だからね。結局何時も、自分で自分の首を絞めているのはAだ!…でもそんなお前も可愛くて、愛おしくて仕方ないのも私だから、赦してあげる。」
憎くて仕方ない筈の太宰さんに、その唇に接吻をされても抵抗等しない
其れを受け入れ、太宰さんに身体を預けたAさんにどうようも無い怒りが募っていく
太「…さて、君の言葉を受け入れるよ、芥川君。私も森さんに一寸ばかり話があるんだ。」
此の人は勿論、そんな僕も想定内で愉しんでいるのだろう
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい!!ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます!!ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います!!これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい!!好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ノこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花梨 | 作成日時:2016年12月7日 20時