２４ 犬猿の仲 (更新完了) ページ25
貴方ｓｉｄｅ
江「何でこの僕が態々出向かなきゃいけないのー？しかも、Aと太宰が一緒とか本当に最悪。」
太「そう言わないで下さいよ、乱歩さん。私もAも推理は得意としません。それに、事件を解決して帰る頃には探偵社にお菓子が届いてるそうですよ？」
江「...美味しくなかったら太宰に僕の好きなもの買わせるから。」
相変わらず自由な乱歩は、私達の歩くスピードなど無視して先々へと進んでいく。
...いや、語弊があるな。
数日経った今でも歩く事が困難な私の足は、太宰に抱えられる事によりカバーされている。
骨折、とまではいかなかったらしいが、与謝野先生が楽しそうに私の元へやってきた時は本当に死ぬかと思った。
江「...ヘマして歩けなくなるとか、Aは莫迦だよねぇ。まぁ、僕の推理の邪魔にならないなら別にどーでもいいけど。」
「これはこれは...。相変わらず私にだけは態度が冷たいですねぇ。...お前こそ、１人じゃ街も歩けない癖に。邪魔は乱歩の方だろう？」
太「まぁまぁ！２人共落ち着いて。乱歩さんも、そろそろ現場に到着しますよ。」
太宰が元凶の癖に...と思ったが口にはしない。
警察の人達がその場を囲み、調査をしている場所に平然と足を踏み入れる。
太宰に近くにあったベンチに下ろしてもらい、手持ちのパソコンから情報を取り入れる。
乱歩もまた、警察官の元へと向かった。
江「君達はこれくらいの事件すら解決出来ないの？これだから低脳は全く...。ホント、皆僕がいないと駄目なんだからさ！」
社長から貰ったという眼鏡をかける事により、乱歩の��異能力��は発動する。
江「異能力 『超推理』」
瞬時にこの現場で起きた事件の真相を突き止める乱歩だが、それは異能力の力じゃない。
並外れた観察力と思考から生まれるものだ。
「太宰、私を乱歩の所へ連れてって。」
太「あれ、もう犯人が誰だか分かったの？」
「こんなの余裕だよー。...ただ、私が分かるのは誰が犯人だったという事実だけ。動機や殺害方法なんかは知らない。」
ﾊﾟﾀﾝとパソコンを閉じ、太宰に乱歩の場所まで連れて行ってもらう。
江「つまり！今回の事件の犯人は...。」
「この人。」
江「あーっ！！ちょっとA！邪魔するなって言ったじゃんか！」
「邪魔してないよー。��推理の邪魔��は、ね？説明の邪魔をするなどは言われてない。」
意味に気付き、悔しそうな乱歩をｻﾞﾏｧﾐﾛと嘲笑った。
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
