１３ お誘い ページ13
貴方ｓｉｄｅ
与「A、ちょっと妾に付き合わないかい？」
パソコン片手に、太宰と一緒に探偵社で寛いでいた時、与謝野先生はそう言った。
乱歩が私にキレて、今までサボっていた分と沢山の仕事をくれたお陰でお昼寝も出来ず、イライラする中やっとの事で情報収集が終わったというのにまだ私に動けと？
「嫌。」
与「そう言わんでおくれよ。付き合ってくれたら美味しいケーキでも奢ってやるさ。」
「うっ...。で...でも、太宰が動きたくないんじゃい？」
奢って貰えるのはいいけど、太宰が動かないのなら私は何処にも行けないし、いや先ず第一条件として私は動きたくない。
１度も成功させない癖に、内容だけは完璧な例の本をパタンと閉じて、太宰はまるで待っていたかのように立ち上がった。
「え、太宰...嘘でしょ。」
「ふふ、ごめんねーA。私は与謝野先生と同盟を組んだのさ！！早く行きたくてね、この本の内容も全く頭に入らなかったよ。」
「同盟...？」
まさか、遂に私は解剖されてしまうのか...？
冗談じゃない、と逃げ出そうとすれば身体を持ち上げられる。
太「大丈夫、Aが痛い思いをする事は絶対にないから。」
「はぁ？何を企んでいるのかは知らないが私は疲れてるんだ！！ゆっくり寝させろ！！」
太「��昔話��をするのと、大人しく私達に従うの...どちらが君の為か賢いAなら分かるよね？」
「...貴様。」
にっこりと笑った太宰に舌打ちをする。
抵抗していた手も止め、はぁ、と一つ溜息を付き何をしてももう無駄だと諦めた。
与「んー...後は荷物持ちも欲しいねぇ。」
太「それなら、あそこに与謝野先生から逃げ遅れてしまった敦くんがいますよ。」
与「...非力そうだが、いないよりはマシだね。」
え、と何も知らない中島は周りをさっきからずっときょろきょろと見渡している。
今日は他にも何人か探偵社にいたが、与謝野先生が私に誘いを申し込んだ時から、既に社員は逃げていた。
敦「えっ、と...。僕も、何か用があるの...やっぱり無いです。」
与「そうかい。丁度いい、なら敦も一緒に付いてきな。」
睨んで中島を黙らせ、強制連行する。
...そういえば、これから何処に行くんだ？
「太宰、行き先を教えろ。」
「中央のショッピングセンターだよ。」
「...ほう、成程。」
今度は私がﾆﾀﾘ､と笑う。
...この曜日と時間ならきっと。
「
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
