12 過去 ページ12
貴方side
私が、君の居場所を作ってあげよう___。
真っ黒なスーツを身にまとい、その当時から身体の至る所に包帯を巻いていた男...太宰治は私にそう言った。
「...私を、部屋に閉じ込めない?暗い部屋で私を鎖に繋げて、ひたすらパソコンと向き合わせて、情報を集める事が出来なかったら私を殴ったり、蹴ったり、罵ったり、食事くれなかったり...後、私を...っ!!」
「そんな酷い事はもう2度とさせないよ。...私の傍にいれば、の話だけどね。それが嫌なら、君はずっと同じ事を繰り返すだけだ。」
異能力は持ち合わせなかった私だったが、情報収集の才能だけはその当時からあり、それを見つけた大人達はあらゆる手で私を手に入れようとした。
誘拐され、逃げてはまた別の大人に誘拐され...。
非力だった私は反抗する事すらも出来ず、結局最後にはもうどう足掻いても逃げられない場所に繋がれ、ここで生涯を終えると思っていた時に太宰と出会った。
「嫌だ...っ!!もうあんな生活に戻りたくない!!」
太「...ふふ、そっか。なら私と一緒に来てくれるよね?」
解放されたいと必死だったその当時の私は、太宰の黒く濁り切った目に気付かなかった。
執着すらも見えた、その瞳に。
兎に角その時私はあの場にもう二度と戻りたくなくて、見事に太宰の仕組んだ罠にはまり、別の意味で私は鎖に繋がれているのだと気付いたのはもっと先の話だった。
太「君を見つけたあの日から、Aはもう私のものだ。誰にもあげないし、触らせもしない。ずっと私が、永遠に可愛がってあげよう...。」
伸ばされた手を、振り解けないと気付いたのが遅かった。
放たれた言葉が、私を縛り付ける呪いだと気付くのが遅かった。
太「...逃がさないよ、A。」
...その意味を、理解するのが遅かった。
*******
そして現在諦め期、そして、死んだ方が早くね?と思い始めるのでした\(^o^)/
ちょっと付け足し(笑)
後ですね、この先の内容を変えます。
いやぁ、やっぱり芥川先輩とは喧嘩して欲しくない!!
そして私は比較的平和ストーリーを...戦いを書きたいんじゃない!!
という訳で、ここからシフトチェンジ(笑)
ヤンでる...のか?太宰さんはそのままで色んな人ともイチャコラさせよー!!
今は兎に角芥川先輩と中也を出したい...。
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい!!ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます!!ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います!!これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい!!好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ノこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花梨 | 作成日時:2016年12月7日 20時