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伊沢「ちょっと早すぎた」
約束の時の30分も前。
気合を入れすぎて早く来すぎた俺、暇なう。
ここで30分も待つのもどうかと思って、近くのコンビニで暇を潰そうと歩みを進めた…途端、
『伊沢くん！お待たせ！』
伊沢「え、光ちゃん？」
そこにはハァハァと少し息を切らした光ちゃんが。
え？早くない？
伊沢「お待たせ、ってまだ30分前だけどね笑」
『うーん、そうだけど！』
手をパタパさせながら喋る姿は本当に目を奪われる。
こんな可愛い子と今日1日一緒にいられるなんて、俺って幸せ者なんだな。
それにしても、俺と同じ30分前に来てしまった光ちゃんになんとなく嬉しさがこみ上げる。
小さな幸せに胸いっぱいに喜びを感じている俺は、このいい流れのまま、歩き出した。
伊沢「じゃあ行こっか」
『うん…！』
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デート開始、5分。
俺はあることに困っていた。
それは…
伊沢「……」
『……』
そう、会話が続かない！
それと、全く目線が合わない！
会話が続かないのは前にもあったが、本当にこれには困っている。
と、ここで鶴崎のあるアドバイスを思い出した。
これは昨夜LINEで鶴崎が言った俺へのアドバイス。
“ デート中は、その時に伊沢が思ったことをただ言葉や行動にしてみるといいよ。絶対に上手くいくから。 ”
なぜ「絶対に上手くいく」のかはわからないが、鶴崎の言うことだ、きっと間違いはないはず。
俺は、鶴崎を信じて「今思っていること」を素直にそのまま口に出してみた。
伊沢「あのさ、今さらだけどその服すごく光ちゃんに合ってると思う」
本当は会った時に言うべきだったが、言い逃してしまっていた。
…こんなんでいいのか？鶴崎。
本当にただ思っていることを言っただけなんだが…
しかし、この鶴崎のアドバイスが絶大な効果を発揮したのだった。
『本当？嬉しい、昨日の夜すごく悩んで決めたの。
伊沢くんもすごく格好良い』
…水上、服選んでくれてありがとう。
「似合っている」よりも「格好良い」と言われ、気分がルンルンな俺。
だって、好きな人にそんなこと言われたら嬉しいじゃん？
伊沢「俺なんかに“格好良い”なんて…
光ちゃんは素敵な人だね」
これも「今思っていること」。
何気ない雰囲気の中で、軽く言ったつもりだった。
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こんなことになるとは、思ってもみなかった。
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秋 - やばい...見ているだけで恥ずかしくなって途中までしか読めねぇ.../// (2019年7月14日 23時) (
レス) id: 59af18dca1 (このIDを非表示/違反報告)
しょーやま。(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます!!今回水上くんが少し濃いキャラだったので、鶴崎くんをそれに負けないように頑張って書いたので、そう言っていただけて本当に嬉しいです！(°▽°)♪最後までありがとうございました！ (2018年6月24日 1時) (レス) id: 3123dec0a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ - 鶴崎くんが最初から可愛い(≧▽≦)もちろん伊沢さんと水上くんも好きですが、鶴崎くん推しなので、鶴崎くんを可愛く書いてくれて嬉しいです(*^^*) (2018年6月19日 19時) (レス) id: a949fdbfd3 (このIDを非表示/違反報告)
しょーやま。(プロフ) - カルミア・ラティフォリアさん» あ…間違えました(笑)次回の更新の時に編集いたします、ご指摘とお褒めの言葉をありがとうございます!!頑張ります！ (2018年2月18日 20時) (レス) id: 3123dec0a8 (このIDを非表示/違反報告)
カルミア・ラティフォリア(プロフ) - え、伊沢さん留年とかしたん！？５話目で19歳ってなってんけど、伊沢さん誕生日05/16だからまだ18じゃないの？面白いからガンバレ！ (2018年2月18日 10時) (レス) id: 0dbf5b66f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょーやま。 | 作成日時：2017年12月30日 15時
