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『うーっす！遅れた！』
「うーっすじゃないよ！遅刻だよ！」
Aちゃんと別れた後、もう既に撮影開始予定時刻を過ぎていて、急いでオフィスへと向かった
案の定今福良さんに叱られたけど、、
『さっきQuizKnockのライターに入って欲しいと思ってる女の子と話しててさ』
「あぁあの結構前から気になるって言ってた子？」
『多分その子。明日ご飯に連れて行く』
「え、あれ？知り合いだったの？なんか伊沢が一方的に知ってるだけとか言ってなかった？」
『ちょっと前から知り合いだよ、いやヤバいんだよ偶然がさ』
「伊沢、その話は撮影が終わってから」
『あ、、ごめん』
あーダメだ。いつもこうだ。Aちゃんの事になると周りを忘れてしまう
しかもさっき、Aさんって呼んでたのをいきなり名前呼びにしてしまった
無意識だった。言ってから気づいた。
ダメだ俺
Aちゃんの事が好きすぎる
・
・
『ツイッターのフォローもよろしく！っさよなら』
「......はいっ、！撮影終了」
「んで？さっきの続きは？」
『え？あぁAちゃん？』
「うん、偶然だっけ？」
福良さんは撮影で散らかったテーブルの上を簡単に片付けながら耳だけこちらに傾けた
『そうそう、それがさ...』
先程から話したくてうずうずしていた口をいつもより早めに動かす
福良さんや須貝さん、川上なんかも今日は珍しくニコニコと話を聞いてくれる
Aちゃんが偶然俺の隣の部屋に引っ越してことや偶然同じ時間に大学へ行く曜日があることなんかを事細かく話し終えると、皆んなが一斉に顔を見合い出した
「これはー？」
「いやぁ、そういう事かー」
『......ん？』
「伊沢が恋してる」
福良さんがいきなりそう呟いた
俺が、恋をしていると。
恋、とは少し違うと思っていた
俺がAちゃんを好きなのは勿論異性としてもあるかもしれないけど、いちファンとしての方がしっくりくる
だから、なのか、？
いや違うのかな。年齢差的に、否定せざるおえなかった
『や、違う、それは違う間違いなく違う』
「いやいやそうでしょ！」
「伊沢さん気づいてるのか分からないけど今顔真っ赤ですよ」
川上のその言葉に俺以外の全員が首を縦に振ったところで、山本が買い物から帰って来てこの話は一度お開きとなった
→
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てる - 微糖さん» 更新が遅れてしまって申し訳ないです、、頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
微糖 - 更新楽しみにしています！！ (2019年4月9日 21時) (レス) id: 36b23cada9 (このIDを非表示/違反報告)
てる - KAZUKIさん» こんにちは！長編は初心者なので戸惑う部分は多々ありますが、読みに来てくださる方の応援にとっても励まされております...！コメント有難うございます！！！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - こんにちは！文章も内容もめっちゃ好きです！応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐一陽 - 未熟なんて、、すごく読みやすいです！！更新楽しみにしています！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: c9b25fff1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てる | 作成日時：2019年1月29日 22時
