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『そういえば...Aさんってサークルとか入るの？勧誘すごかったでしょ』
歩き始めると同時に伊沢さんからの質問
確かに色々興味のあるものはたくさんあったけれど、サークルはあまり考えていなかった
「まだ決まってないんですよ。でも、サークルとは違うんですけどちょっとやって見たいなっていうのがあって....」
『お！いいねいいね、何かハマるのあった？』
「はい、クイズ研究会っていうのなんですけど、」
すると、伊沢さんの表情がピタリと止まった
何かまずいことを言ってしまったのだろうか、、
『クイズ...？なんで？クイズ？』
「あ、や、あの、全然経験は一回しかないんですけど、私小さい時から雑学とか、豆知識みたいなのが好きで、知識は結構ある方だと自負しているんです」
『うんうん』
「でもやっぱりそういうのって無駄な知識だとか言われることがあるじゃないですか。だから、何処かで自分の宝物である知識を認めてもらえるような機会が作れないかなって思ってたんです」
『あー、分かるわー』
「そしたらちょうど高校内で小さいクイズ大会みたいなのを開催して、参加した当時はまだ一年生だったんですけど、優勝しちゃって...」
「っていうのが１つで、もう１つは、まだ私も知らないことがたくさんあるので、それを効率よく学べる環境にいたいなって、っていうのですかね」
「まぁ東大を選んだのもそれが1番の理由だったりもするんですけど...」
『....！？！？ま、待ってAさん！』
「は、はい！」
びっくりして話すのを辞め、伊沢さんの顔を見上げるとこれでもかってほどにキラキラした目で何か言いたげな感じだったのでゆっくりその場に立ち止まってしまった
『Aさん、今大学何処って言った？』
「？東大です」
『東大！？まじで！？』
「あれ、言ってませんでしたっけ」
『聞いてない聞いてない、ってことはあれか、駅も同じところで降りるのかな？それとも、』
「え、も、もしかして伊沢さんも東大なんですか？」
『びっくりだよね本当』
ニカっと笑った顔が太陽に照らされてとても眩しい
でもそんなのは全然気にならない程に、今は彼の笑顔にドキドキ、期待している
何故だろう
こんなの運命だって言われたらそうだろうと簡単に信じてしまう
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てる - 微糖さん» 更新が遅れてしまって申し訳ないです、、頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
微糖 - 更新楽しみにしています！！ (2019年4月9日 21時) (レス) id: 36b23cada9 (このIDを非表示/違反報告)
てる - KAZUKIさん» こんにちは！長編は初心者なので戸惑う部分は多々ありますが、読みに来てくださる方の応援にとっても励まされております...！コメント有難うございます！！！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - こんにちは！文章も内容もめっちゃ好きです！応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐一陽 - 未熟なんて、、すごく読みやすいです！！更新楽しみにしています！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: c9b25fff1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てる | 作成日時：2019年1月29日 22時
