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Aside
皆さんと別れて、今はふらつく伊沢さんとアパートへ向かう途中。
「伊沢さん、大丈夫ですか？やっぱりタクシー呼びましょうよ」
『んや、歩きたい』
当然のようにタクシーを呼ぼうとした私に、一緒に歩いて帰りたいと言ったのは伊沢さんだった
「、辛くなったらすぐに言ってくださいね」
『.....うん』
酔った伊沢さんは、誰かに愚痴をこぼしたり、ぎゃあぎゃあ騒いだりするでもなく、ただ虚ろな目で、無口でいるだけ。
喋ったら喋ったで甘えたような声を出すのだが。
「調子狂っちゃうな、、」
『.....お水....』
"伊沢さんはいつから私のことを知っていたの"
自動販売機の前でモゾモゾと財布を取り出す彼の背中に、心の中で問いかける。
ガタンッと落ちるペットボトルが音が妙に煩い。
彼が振り返ったら、本当に聞いちゃおうかな。
そうだ、早く聞いて早くスッキリしちゃおう！
いつもみたいに引っ込み思案でいないで思ったこと、聞きたいこと、ちゃんと口に出すんだ！
『なんか、水飲んだらちょっと楽になったかも』
「良かったです。」
ニコニコしながらそういう彼に、今は苦笑いしか向けられない。
思えば、私の下の名前も教えてなかったような、、
別にいいの。伊沢さんが私のことをいつから知ってようがこの関係性は何も変わらないもの。
ちょっとの緊張。ちょっとの深呼吸。
「よし。」
「伊沢さん、」
『ん？』
「もしかしてなんですけど私のこと、出会う前から知っていたりしました、？」
『.......、え！？、やばッごめんその話は、、俺今だいぶ酔ってるから今度でいい？』
「、、はい、」
やっぱり。知っていたんだ。でもきっと、伊沢さんなのだから、彼なりの理由があって今までその事を隠していたんだろう。
なんにしても、今日はいい日になったのだから！
うだうだしててもしょうがないよね！
「......さ！帰りましょ！伊沢さ、、ンっ」
彼の顔を見上げた途端、視界が真っ暗になり、それと同時に唇に柔らかい感触。
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やっとテスト終わったぁぁぁああ(いろんな意味で)
という事で頑張ります。
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てる - 微糖さん» 更新が遅れてしまって申し訳ないです、、頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
微糖 - 更新楽しみにしています！！ (2019年4月9日 21時) (レス) id: 36b23cada9 (このIDを非表示/違反報告)
てる - KAZUKIさん» こんにちは！長編は初心者なので戸惑う部分は多々ありますが、読みに来てくださる方の応援にとっても励まされております...！コメント有難うございます！！！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - こんにちは！文章も内容もめっちゃ好きです！応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐一陽 - 未熟なんて、、すごく読みやすいです！！更新楽しみにしています！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: c9b25fff1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てる | 作成日時：2019年1月29日 22時
