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安心したような表情を浮かべたものの、緊張の色は変わらない
オススメした唐揚げが口に合うかが原因じゃないんだ
じゃあ何だろう。
その後、美味しい美味しいと2人で言い合って唐揚げを食べ終えると、伊沢さんが私の目をしっかりと捉えて、口を開いた
「...、？」
口の中のものを飲み込み、何やら真剣な話のようなので一旦箸を休める。
『今日ご飯に誘った理由なんだけど、単刀直入に言っちゃうと、AちゃんにQuizKnockのライターになって欲しいっていう話をしたいんだ』
「くいず、のっく、？」
『まぁ簡単に説明すると、WEBサイトなんだけどね』
「はい」
『クイズを通して、読者の皆さんに良い学びを深めていただく、っていうやつで、まぁクイズじゃなくても普通に蘊蓄を書いたりとか、』
「へぇ、なるほど。面白そうですね」
『今もう結構ライターはいるんだけど、Aちゃんにも出来るときでいいから書いて欲しくて』
「え！？私なんかで大丈夫ですかね」
『平気。というかA ちゃんがいいんだ』
ドキっとした。期待しているという目で、口調で、あくまで勧誘している。
ずるいなぁ、、
「、分かりました やってみます」
『本当！？よっっしゃあ！！』
じゃあさじゃあさ、と次々に話し始める伊沢さんの顔には、もう緊張感など微塵もない
あぁそうか、これで緊張してたんだ。
それじゃあ私には推測できなくて当たり前だよ
・
・
ただ今は、YouTubeについて考えなければならないというのは確かである。
QuizKnockというのはYouTubeのチャンネルもあるらしい。
家に帰ったらみてみよう。
タクシーの中でそんな事を思う。
先程まで目の前でふわふわと笑っていた彼はというと、こんな時間から研究室へ行くらしいのだ
「大学院生ってすごいなぁ、」
伊沢さんとのお食事は楽しかった
話が絶えないし、何より饒舌であり雄弁な彼は聞き上手でもあるということに一番感心した
しかもそれを自然とやってのけるのだ
本当にすごい
またまた今日の出来事を振り返ろうと思ったが、今日はやめた。
何故なら楽しみだから。
楽しみなら明日のことを考えればいい。
明日じゃなくてもいつかのことを考えればいい。
いつかじゃなくても伊沢さんのことを考えるだけで、私の胸はスキップするのだ。
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てる - 微糖さん» 更新が遅れてしまって申し訳ないです、、頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
微糖 - 更新楽しみにしています！！ (2019年4月9日 21時) (レス) id: 36b23cada9 (このIDを非表示/違反報告)
てる - KAZUKIさん» こんにちは！長編は初心者なので戸惑う部分は多々ありますが、読みに来てくださる方の応援にとっても励まされております...！コメント有難うございます！！！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - こんにちは！文章も内容もめっちゃ好きです！応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐一陽 - 未熟なんて、、すごく読みやすいです！！更新楽しみにしています！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: c9b25fff1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てる | 作成日時：2019年1月29日 22時
