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現在19時20分。
うん。10分前行動が成っている。
こう言う時は早めに来ると決めているのだ。
「伊沢さんはきっと忙しいだろうしね」
そうひとり言を呟くと、5人くらいの男性たちが一気にこっちを見た
とっさに目があってしまい、慌てて下を向く
「あのぉ〜、ここのショッピングモールってどうやって行くのか分かりますか？」
そのうちの1人がなにかニヤニヤしながら話しかけて来たので嫌な予感がしたが、「如何なる時も人には親切に。」と言う父の教えを思い出し、笑顔で対応する
「あぁ、私もこの前初めて行ったんですよ。えっとあそこの信号を左に曲がって、スイミングスクールがあるので.....」
口だけじゃどうも伝わらないみたいなのでバッグからメモ帳とペンを取り出し、簡単な地図を書きながら説明する。
だが、ずっと分からないようなそぶりを見せる彼等
どうしよう、伊沢さんが来ちゃ、、
「説明されてもわかんないからさ、一緒に行こうよ」
「きゃっ、！」
急にタメ口で馴れ馴れしくくっついて来て、少しの悲鳴をあげてしまった
そのまま腰を触られる
「へぇ〜、髪の毛めっちゃいい匂い、めっちゃ可愛いな」
伊沢さんとの初めてのお食事のために綺麗にして来た髪の毛を、触られて、匂いを嗅がれて、、
気持ち悪い
「、辞めてくださいっ！」
「おっと、暴れんなよ」
必死の抵抗を虚しく、嫌なタバコの匂いがする男にくっつく
「大人しくしないと激しいお仕置きしちゃうかもよ？」
大きく揺すっていた体の力がすっと抜けて行く
無駄だ、抵抗していたらどんな酷いことをされるか分からない
「そうそう、イイ子だね。ちょっと俺らと遊んでくれればいいからさ」
いつの間にか跡がつくほどがっしりと私の肩を掴んでいた手が、また腰へとスライドしていく
あぁ、神様、私はこれからどうなるのですか？
助けてよ、
誰か......、
『....もしもし、警察ですか？今女性が複数の男性から迷惑行為を受けていまして。はい、女性の方は1人です。はい、』
後ろを振り向くと、私の腰に置いていた男の人の手を掴み、何やら警察に通報している伊沢さん
「は？お前誰だよ、」
『駅のロータリーの裏です。すぐに来てください』
「オイ！、っくそ、行くぞ！」
走って逃げて行く姿を見た後、ゆっくり後ろを振り返る
「伊沢さん、、。」
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てる - 微糖さん» 更新が遅れてしまって申し訳ないです、、頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
微糖 - 更新楽しみにしています！！ (2019年4月9日 21時) (レス) id: 36b23cada9 (このIDを非表示/違反報告)
てる - KAZUKIさん» こんにちは！長編は初心者なので戸惑う部分は多々ありますが、読みに来てくださる方の応援にとっても励まされております...！コメント有難うございます！！！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: d6f680dd65 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - こんにちは！文章も内容もめっちゃ好きです！応援してます！ (2019年2月10日 12時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐一陽 - 未熟なんて、、すごく読みやすいです！！更新楽しみにしています！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: c9b25fff1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てる | 作成日時：2019年1月29日 22時
